80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

青梅線103系(5)

2023-09-06 17:50:50 | 中央東線周辺
最近は(も?)着工しすぎて車両置き場がジャングルの様相を呈しています。もっともここは車両置き場ではなくてレイアウトの駅予定地なのですが・・・。そして今回は表題の通り久しぶりに青梅線の103系を前へ進めます。右奥の方に2両ずつ分割して置いてあるのがソレです。前回の記事はこちら



まずは立川向き先頭車のクモハ103ですが台車を交換しました。サロマニア氏が日光モデルのDT33(ピボット)を無限回収しているとのことで、1両分のみですが供出することにしてカツミのDT33に履き替えました。



最近のエン・カツ台車はMPボルスター仕様なので床板の心皿のモールドを0.2mmぐらい残して削り取ります。φ11.5mm車輪のフランジとのクリアランスをとるために車輪周辺の梁のモールドもカットしています。センターピン穴が作業しているうちにガバガバになってしまったので、手持ちの内径3mmのプラパイプを輪切りにして差し込み何とか復旧できました。接着剤乾燥後に内径を3.2mmに拡大してあります。



床板(=プラパイプ)は真鍮床板と違って厚みがあるため、センターピンはzugの西武新101系キットに付属していたM2ビスとアルミパイプのジャケットを組み合わせるパーツに交換しました。



こんな感じで置き換え完了です。



お隣のモハ102は床下機器の取り付けがまだだったので取り付けます。MP動力ユニットの床板の幅をヤスリで詰めてボディにフィットさせたのですが、1mm弱削る必要があったのでけっこう辛かった・・・。この車両だけたぶん車体幅が0.5mmぐらいオーバースケールになっているはずです。。



この動力ユニット、どこから現れたのかと思ったら、115系800番台用に買ったものを転用してますね。。ギヤをIMONのφ11.5・WB28.5mmに、台車をカツミのDT33に交換してありました。作業したのは本人のはずなのにすっかり記憶の外です。



床下機器は購入済みのもの(ホビーモデルの103系向け専用品)を使い、t1.0プラ板を2枚重ねにした床下機器取付板にスーパーXクリアと瞬着の併用で固定。モーターに当たる一部の機器は裏側を削ってあります。トルクフルなEN22を使うための儀式みたいなものでしょうか。



車体と組み合わせてみます。中央がたわんでいるのでモーター周辺にも車体固定用ビスを入れる必要がありそうです。



前回まで固定していなかった屋根板もすべて接着し隙間のパテ盛りもしてあるので、今後はその整形をやって塗装に進みます。最初はオール青22号にする予定でしたが、混色もいいかな?ということで、奥多摩向き先頭車のクハ103のみオレンジバーミリオンとする予定です。
芝生將行氏「ようこそ!! 103系Worldへ」,線区別写真集,青梅・五日市線ー1の18・23・24枚目写真のクハ103-537)


コメント (2)
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