おはようございます。先ほどまで火災現場に出場していた消防団第一分団所属の石井伸之です。
完全な睡眠に入っていた午前5時前に、突如として火事を知らせる出火報のサイレンで叩き起こされました。自宅からサイレンが鳴り響く消防団第一分団の小屋まで直線距離で僅か200mほどですので、さすがによく聞こえてきます。
寝ぼけ眼で、作業服に着替え無線機を携えると、「国立市北3丁目の火災は延焼中」という情報が入り、大きな火災を予感させるものでした。
ポンプ車両にどうにか乗り込み、みのわ通りから、立川市の羽衣町を抜け、北3丁目の踏切前に差し掛かると、いかにも火災の煙という匂いが漂ってきました。
火災現場である、北3丁目第二アパート4号棟に到着すると、出火元である3階から、濛々たる黒煙が溢れんばかりに吐き出され、そこへ向けて何口ものホースで放水されておりました。
私たち消防団第一分団は、暗闇を照らすために投光器を持って火災現場へ向かいました。その時に、発電機が上手く作動するか気になるところですが、今日は機嫌良く数回の始動で速やかに動いてくれました。
投光器で3階を照らすと、とにかく半端ではない煙で、出火元である3階の一室は全焼状態であると思われます。その煙の中で、消防士の方々がホースを抱えて突入し、内部から消火作業に当たる姿が見えました。
基本的に私たち消防団は、消防署隊の後方支援的な役割をになっておりますので、火元へ突入するということはありませんが、火元へ真っ向から立ち向かう消防士の方々は危険と隣り合わせであり、その姿は頼もしく映ります。
それにしても、災難なのは出火元の上下にある部屋です。4階は煙で真っ黒となり、1階、2階は水浸しになってしまいますので、これからの生活に大きな支障となってしまいます。
現場到着から30分ほどで、徐々に煙が収まりはじめ午前6時には撤収がかかりました。さすがに、早朝からの出動は睡眠時間が削られたこともあって、みんなの顔に疲労感が漂っていました。とにかく、けが人が数名で犠牲者が無かったのが不幸中の幸いです。
火災は日々の生活を一瞬にして消し去る、恐ろしいものです。どうか火事だけは出さないように気をつけていただければと思います。
完全な睡眠に入っていた午前5時前に、突如として火事を知らせる出火報のサイレンで叩き起こされました。自宅からサイレンが鳴り響く消防団第一分団の小屋まで直線距離で僅か200mほどですので、さすがによく聞こえてきます。
寝ぼけ眼で、作業服に着替え無線機を携えると、「国立市北3丁目の火災は延焼中」という情報が入り、大きな火災を予感させるものでした。
ポンプ車両にどうにか乗り込み、みのわ通りから、立川市の羽衣町を抜け、北3丁目の踏切前に差し掛かると、いかにも火災の煙という匂いが漂ってきました。
火災現場である、北3丁目第二アパート4号棟に到着すると、出火元である3階から、濛々たる黒煙が溢れんばかりに吐き出され、そこへ向けて何口ものホースで放水されておりました。
私たち消防団第一分団は、暗闇を照らすために投光器を持って火災現場へ向かいました。その時に、発電機が上手く作動するか気になるところですが、今日は機嫌良く数回の始動で速やかに動いてくれました。
投光器で3階を照らすと、とにかく半端ではない煙で、出火元である3階の一室は全焼状態であると思われます。その煙の中で、消防士の方々がホースを抱えて突入し、内部から消火作業に当たる姿が見えました。
基本的に私たち消防団は、消防署隊の後方支援的な役割をになっておりますので、火元へ突入するということはありませんが、火元へ真っ向から立ち向かう消防士の方々は危険と隣り合わせであり、その姿は頼もしく映ります。
それにしても、災難なのは出火元の上下にある部屋です。4階は煙で真っ黒となり、1階、2階は水浸しになってしまいますので、これからの生活に大きな支障となってしまいます。
現場到着から30分ほどで、徐々に煙が収まりはじめ午前6時には撤収がかかりました。さすがに、早朝からの出動は睡眠時間が削られたこともあって、みんなの顔に疲労感が漂っていました。とにかく、けが人が数名で犠牲者が無かったのが不幸中の幸いです。
火災は日々の生活を一瞬にして消し去る、恐ろしいものです。どうか火事だけは出さないように気をつけていただければと思います。