石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

11月7日本日は消防団第一分団で富士見台4丁目地区の防火診断を行いました

2009年11月07日 | Weblog
 こんにちは、消防団第一分団所属の石井伸之です。本日は午前8時30分に第一分団の消防小屋に集まり、立川消防署の方々と共に富士見台4丁目地域の防火診断を行いました。

 防火診断というのは、寒くなるに連れて暖房器具による火災が多くなるので、防火意識の高揚と住宅用火災警報器設置について尋ねるというものでした。

 配布するチラシの中で、女性消防団の方が編集した「たつ子通信」というものがあり(名前の由来は聞き漏らしました)10月25日の消防操法大会の様子や分団紹介では第六分団が特集されていました。
 
 こうやってカラーで消防団を紹介するチラシを作成していただけるというのは、消防団がどういった活動をしているのか分かりやすく紹介されており、なかなか見えない部分が市民へ伝わるというのは嬉しく思います。

 
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11月4日~6日 阿蘇市と熊本市へ自由民主党新政会会派で視察に行きました その2

2009年11月07日 | Weblog
 初日の阿蘇市に引き続いて本日は熊本市における、まちづくり交付金大賞を受賞した経緯について視察しました。

 午前10時に熊本市役所へ入り、まずは実際のまちづくりに携わった建設関係の職員より議会棟の一角にある会議室で話を伺いました。

 何と言っても大賞を受賞できる大きな力となったのは「熊本市中心市街地活性化協議会」が平成18年12月に商工会議所会頭を会長として各商店会長、公共交通機関、金融機関、行政機関といった50数名の有力者によって設立されたことにあることは間違いありません。

 この協議会の中で、あらゆる現状の数値を徹底的に研究し、それに基づいて将来目標の設置と目標へ達する為のコストや時間を弾き出し、意見の対立する部分を調整してきたからこそ「熊本市中心市街地活性化基本計画」が策定されました。

 この計画が全国的に高い評価を受け、まちづくり交付金を活用した全国1、394か所の都市再生整備計画地区の中から「熊本城をシンボルとした都心部の賑わいの形成」が、平成21年6月の「まちづくり交付金大賞」の最高賞に輝きました。

 もちろん、肥後54万石の大大名となった加藤清正公が築城した、熊本城の存在があったことは言うまでもありませんが、築城400年を迎え九州新幹線の開通を間近に控えていることによって、市民の大きなエネルギーがまちづくりの1点に結集された事実についても学ぶべき点は多々あります。

 どうしても規模の違う市へ行くと、隣の芝生が青く見えるように羨ましく思える面もあるのですが、熊本市ですら地方交付税を国から給付されていることから、大きな都市でも財政的には厳しいようです。

 午後からは、熊本市の議会事務局職員さん自らが、熊本駅周辺のまちづくりや市内における昔ながらの街並みを保存している地域を丁寧に案内していただきました。

 何度か市電に乗りましたが、私と長女の通っている幼稚園に展示されている都電と似ているレトロな車両が現在も運行しており、新しい車両とすれ違うと一段と目を引きました。

 大きな市へ視察へ行くと、どことなく形式的な視察で終わってしまい、2時間ばかりで形通りの話を聞くだけなのですが、議会事務局職員が当日のお願いにも関わらず随行していただき、この10月に有料化したゴミの問題などを始めとして、様々な資料をいただき大変参考になりました。

 最終日は、熊本城へ向かい地域の歴史文化をどのように保存し、後世へ伝えようとしているのか、非常に参考となりました。城の修復には莫大な資金が必要なことから、一口1万円の寄付で一口城主になることができ、名前が城内に展示されており、既に12億円ものお金が全国から集まっているそうです。

 築城400年を迎えたことにより、昨年は222万人もの観光客が集まっただけあって、平日の午前中でも大変賑わっておりました。

 松嶋議員が熊本市のまちづくり交付金大賞について興味を持ち、青木議員が阿蘇市における学校の統廃合についての話を教えてくれたことによって、今回の視察が決定しましたので、お二人には心から感謝したいと思います。

 幹事長としては報告書作成に当たり、視察での内容を丁寧に報告できるように努力したいところです。
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11月4日~6日の日程で阿蘇市と熊本市の視察に行きました その1

2009年11月07日 | Weblog
 こんにちは、自由民主党新政会幹事長の石井伸之です。4日から6日の日程で、自由民主党新政会会派では、阿蘇市と熊本市の行政視察へ行って来ました。

 初日は午前8時15分羽田発の飛行機だった関係で、矢川駅に午前6時集合というスケジュールから始まり、矢川駅のホームには既に墨出し(建築用語で設置する場所を決める為に、墨で線を引くことを言います)がされており、エレベーターやエスカレーターが設置される場所が分かりました。

 多少フライトが遅れながらも、無事に熊本空港へ到着すると意外と寒く、東京とそんなに変わらないように感じです。レンタカーで阿蘇市へ行くのですが、さすがに渋滞などは無く、二時間も早く現地へ到着したことから阿蘇山へ向かいました。

 阿蘇山というのは、火口の直ぐ近くまで車で入れるように整備されており、大きく口を開けて水蒸気を濛々と吐き出している火口を除くと、少し濁ったエメラルド色をした水が池のようになっており、火山独特である硫黄の匂いが微妙に感じます。

 有毒ガスを測定する機械が設置されており、本日は風が強いので最も少ない青色ということでしたが、赤色が表示されると上がれないようです。それにしても、平日の昼間という割には多くの観光客が訪れており、阿蘇山が貴重な観光資源になっていることは間違いありません。

 それから、阿蘇市に入ると視察の目的が廃校になった学校施設の活用ということから、教育長自らが挨拶をしてただき、事務方より詳しい説明をいただきました。

 阿蘇市というのは、平成17年に阿蘇町・一ノ宮町・波野村の2町1村が合併したことにより誕生した人口3万人弱の市です。当然のことですが、合併により小中学校の統廃合というのが喫緊の課題となり、耐震補強の必要性を考えてどの学校を残すのか、という難しい問題に取り組んだと言われました。

 どうしても小さな学校というのは、一学年一クラスが当たり前でそのクラスも10数人という寂しさでは先生の配置も限られ、子供たちへ専門ではない先生が教えなければならないということから、通学距離が長くなっても子供たちの為に統廃合を進めるべきであるということを、教育長自らが保護者や住民の方々へ説明に歩いたそうです。

 小さなクラス程、先生の目が届いて良い授業ができるという考えを持つ方もいると思いますが、すると専門の先生が配置されないという難しさがあるというのは、過疎地域共有の悩みではないでしょうか?

 それから、我々は旧波野村にあった旧小池野(しょうちの)小学校が廃校となり、その建物を利用した「やすらぎ交流館」という施設を見学しました。

 阿蘇市役所でも標高500mというところをさらに200m上ったところにある当施設は、2階建ての鉄筋コンクリート校舎に増築した、食堂と体育館を設け、さらに校庭ではバーベキューもできるようになっており、林間学校や部活の合宿にはもってこいの建物です。

 運営形態としては、阿蘇市が道の駅などを運営している有限会社「神楽苑」に管理運営委託をしています。ちなみに使用料は大人で一泊3,675円、小学生は2,625円夕食1,050円となっており、詳しくは「やすらぎ交流館」のサイトをご覧下さい。

 驚いたのは、施設を運営する責任者は33歳の方で、静岡県出身にも関わらず地元に根付いて、地域の方々に協力をしていただき、バーベキュー等の手伝いをしていただいているそうです。

 学校内を見学していると、あちこちに旧小池野小学校時代の写真や歴史が展示されており、廃校になったからと言っても地域の方々が通った思い出を保存している点も特筆に値すると感じました。

 もしも、将来的に国立市でも少子化が進み、学校を統合しなければならない時期が来た際には、地域住民の思いを保存することを忘れてはならないと思います。

 
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