石井伸之の国立市議会議員日記 自由民主党会派所属

東京都国立市の若手?市議会議員(6期目)による日記です。国立市議会議員として国立市政の最新情報を伝えて行きます。

11月16日 国立駅周辺まちづくりについて様々なご意見をいただいております

2009年11月16日 | Weblog
 こんにちは、本日はとある会合で国立市を離れており、夕方お通夜に出席するという一日でしたが、国立駅周辺まちづくりを前に進める臨時議会を11月20日に控え、様々な方面の方より電話でご意見をいただいております。

 もちろん私は中央線高架化に伴う国立駅周辺まちづくりを進めて行きたいと考えている立場ですから、賛成の御意見をより多くいただいております。それでも、ご支援いただいている方より、政権交代によって補助金が削られる中で、国立市の持ち出しが多くなりそれが市民負担へ直結しないかどうか?という不安は私も同様に感じるところです。

 ただし、南武線以北の区画整理がほとんど終了している中で、地方のように大規模開発の限られている国立市としては、今まで該当するメニューが無く、得られなかった補助金をいただくチャンスとして、今後は100年に一度のまちづくりということを全面に出して、国・東京都へ折衝するべきだと思います。
 
 ここまで辿り着くには、青木議員が幹事長を務めている際には、国立駅周辺まちくりの要である3・4・10号線延伸の決議を上げるために野党会派をまとめる努力をし、松嶋議員が幹事長を務めている際には「奥さんの顔を見るよりも関口市長と会う時間の方が長い」という名言を残すくらいに難しい交渉を何度も重ねていただいた結果であり、今年の6月からは私が自由民主党新政会の幹事長であると言っても、様々な方より助言をいただき、実質的に交渉をリードしていただいたと認識しております。

 その一方で、基本的には反対である共産党を与党として抱えながらも、国立駅周辺まちづくりを一歩進めた関口市長の判断は大変苦しい立場に追い込まれたのでなはないかと、野党議員という是々非々の立場であってもこの部分は同情を禁じえません。

 これは私の勝手な憶測として、11月20日の臨時議会には多くの議員が賛同する中で、まずは一歩、それでも確かな一歩を踏み出し、さらに難しい交渉や想像を絶する難関はこれから何度も訪れると思いますが、私たちの孫や曾孫の世代に感謝されるような、国立駅周辺まちづくりを進めることが我々に対して与えられた役割であるように感じております。

 しかし、国立駅周辺まちづくりを進めていく上で、最も重要なのは市民の皆様のご意見です。厳しい言い方をすれば、間違いなく応分の負担という形で予算がまちづくりへ向かいますので、単純に「道路反対、箱物反対、まちづくりは無駄使い」というレッテルを貼って、反対運動の的になり、ごく一部の意見に大勢が引きずられて行かないように、財政的な説明責任を果たすことも重要です。

 私としては「応分の負担に対する将来的な財政面での見返り」という部分にスポットライトを当てて、厳しくも建設的な意見をしていくことができるように、様々な情報を得る中で客観的な判断の元となる材料を仕入れて行きたいと思います。
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