こんにちは、国立市議会議員の石井伸之です。
本日は午前9時より札幌市、午後1時より恵庭市を視察しました。
札幌市では市内中心部にある大通公園を会場として行われる、札幌雪祭りの準備がされており、雪像が作られております。
雪の多さに驚きました。
2月5日開会という事から、その時期の交通費や宿泊代は、その前後より1・5倍ほど跳ね上がるそうです。
さて、札幌市では学校統廃合について視察しました。
どういった経緯で学校統廃合の話が進んだのかというと、都市部のドーナツ化によって1学年1学級規模の小規模校が林立するようになり、平成11年に「札幌市学校適正規模検討懇談会」を立ち上げ、検討を行った結果、平成16年4月に都心部4校を統合して、資生館小学校を開校します。
その後も同懇談会を行い、基本方針及び地域選定プランを策定してその後の学校統廃合を行ったとの説明がありました。
学校の統廃合というと、反対する方も多いかと思いましたが、特に大きな反対の声は無く、一学年20人程度の小規模学校を存続させるよりも、一学年数クラスあり組替えの出来る規模を多くの方が望んだそうです。
国立市としても、将来的に一学年20人程度の小規模小学校が林立するようになるのであれば、学校の統廃合を進める必要があると思います。
午後1時からは恵庭市にて、保育園民営化について視察しました。
恵庭市は平成16年に公立保育園を民営化するに当たり「恵庭市保育園民営化ガイドライン」を策定しており、僅か4ページの中身に重要な項目が書かれております。
ボリュームだけ多くとも、重要な事柄が見えてこないということが無いように、コンパクトでスマートに纏められたように感じます。
昨日視察した千歳市同様に、90人程度の公立保育園5園のうち、平成16年、平成23年にそれぞれ1園民営化し、平成26年にもう1園民営化するそうです。
平成26年に民営化を予定している保育園は、民間法人へ運営委託する内容として、一時保育の実施、休日保育の実施、障害児保育の実施、生後8週の産休明け保育の実施というように、特筆すべき内容がありました。
財政的な効果額について聞くと、概ね1園で2000万円余りだそうです。
それよりも何よりも、保育園民営化の主眼は拡大する保育ニーズに適応するためであり、民間法人の力を借りて民営化する必要があるとの結論に達したとの説明がありました。
国立市ではどうも財政改革の一助として保育園民営化がピックアップされておりますが、そうではなく、保育園を利用される方々の為を考えると、運営形態をフレキシブルに充実させることのできる民間法人への移行が必要不可欠だそうです。
それでも保育園民営化するにあたって、保護者の方より不安の声が上がっていたそうですが、それでも丁寧に説明会を開催することによって不安を払拭して行ったと言われました。
担当職員の方々による説明は堂々としており、自信に満ち溢れている感じがします。
国立市としても保育園民営化を推進するにあたって、様々な声があると思います。
そういった声を封殺することなく、一つ一つの声を丁寧に取り上げて、国立市の保育行政にとって何が必要なのか?という点を再確認して、国立市の保育園民営化ガイドラインを策定すべきです。
視察の成果を3月議会における一般質問の中に組み込んで行きたいと考えております。
翌日2月1日には無事国立市へ戻ってきました。
本日は午前9時より札幌市、午後1時より恵庭市を視察しました。
札幌市では市内中心部にある大通公園を会場として行われる、札幌雪祭りの準備がされており、雪像が作られております。
雪の多さに驚きました。
2月5日開会という事から、その時期の交通費や宿泊代は、その前後より1・5倍ほど跳ね上がるそうです。
さて、札幌市では学校統廃合について視察しました。
どういった経緯で学校統廃合の話が進んだのかというと、都市部のドーナツ化によって1学年1学級規模の小規模校が林立するようになり、平成11年に「札幌市学校適正規模検討懇談会」を立ち上げ、検討を行った結果、平成16年4月に都心部4校を統合して、資生館小学校を開校します。
その後も同懇談会を行い、基本方針及び地域選定プランを策定してその後の学校統廃合を行ったとの説明がありました。
学校の統廃合というと、反対する方も多いかと思いましたが、特に大きな反対の声は無く、一学年20人程度の小規模学校を存続させるよりも、一学年数クラスあり組替えの出来る規模を多くの方が望んだそうです。
国立市としても、将来的に一学年20人程度の小規模小学校が林立するようになるのであれば、学校の統廃合を進める必要があると思います。
午後1時からは恵庭市にて、保育園民営化について視察しました。
恵庭市は平成16年に公立保育園を民営化するに当たり「恵庭市保育園民営化ガイドライン」を策定しており、僅か4ページの中身に重要な項目が書かれております。
ボリュームだけ多くとも、重要な事柄が見えてこないということが無いように、コンパクトでスマートに纏められたように感じます。
昨日視察した千歳市同様に、90人程度の公立保育園5園のうち、平成16年、平成23年にそれぞれ1園民営化し、平成26年にもう1園民営化するそうです。
平成26年に民営化を予定している保育園は、民間法人へ運営委託する内容として、一時保育の実施、休日保育の実施、障害児保育の実施、生後8週の産休明け保育の実施というように、特筆すべき内容がありました。
財政的な効果額について聞くと、概ね1園で2000万円余りだそうです。
それよりも何よりも、保育園民営化の主眼は拡大する保育ニーズに適応するためであり、民間法人の力を借りて民営化する必要があるとの結論に達したとの説明がありました。
国立市ではどうも財政改革の一助として保育園民営化がピックアップされておりますが、そうではなく、保育園を利用される方々の為を考えると、運営形態をフレキシブルに充実させることのできる民間法人への移行が必要不可欠だそうです。
それでも保育園民営化するにあたって、保護者の方より不安の声が上がっていたそうですが、それでも丁寧に説明会を開催することによって不安を払拭して行ったと言われました。
担当職員の方々による説明は堂々としており、自信に満ち溢れている感じがします。
国立市としても保育園民営化を推進するにあたって、様々な声があると思います。
そういった声を封殺することなく、一つ一つの声を丁寧に取り上げて、国立市の保育行政にとって何が必要なのか?という点を再確認して、国立市の保育園民営化ガイドラインを策定すべきです。
視察の成果を3月議会における一般質問の中に組み込んで行きたいと考えております。
翌日2月1日には無事国立市へ戻ってきました。