こんにちは、国保運営協議会会長の石井伸之です。
本日は午前10時より都市計画審議会が行われ、生産緑地地区指定などについて審議しました。
徐々に減っていく農地を残すために、各委員から様々な意見が出されました。
その中でも農業委員会柳沢会長の切実な訴えには胸を打たれました。
農家として収入を得る為には、最低でも5ヘクタール必要なところ、国立市の農家は最大でも3ヘクタールしかないことから、農作物での収入ではとても家計を支えることは出来ないそうです。
そこで、相続で売却される農地を市が確保して、農家の方々へ貸し出して欲しいと言われました。
ただ、南武線より南側の坪単価は、およそ40万円~70万円という事から、農地を確保するにはそれなりの資金が必要です。
ただ、このまま相続によって農地削減が続くことにより、最終的に国立市の農地は無くなっていきます。
まだ農地が残っている現在のうちに、何らかの思い切った手が打てるかどうかが、国立市における農業の将来が変わる様な気がします。
午後からは、国民健康保険運営協議会が行われました。
協議内容としては、市長からの諮問に対して事務局と共に作成した会長案について忌憚の無い意見をいただきました。
まだ素案の段階ですから、それなりに叩かれることは覚悟していましたが、私の想像を軽々と越えて行き、ロープに追い詰められたKO寸前のボクシングを見ているかのうように、つるべ打ちのサンドバック状態でした。
どんな厳しい意見であっても真摯に受け止め、顔色を変えずに聞き取り、メモをするというのは辛い作業ですが、それが長の付く立場の辛いところです。
多くの厳しい意見の中にも、会長案を肯定的に捉えていただき、何名かの方より大筋合意するという意見もあり、暗闇の中で一筋の光が見えた感じがします。
大きく賛否の分かれる案件に対して、意見を集約し、答申を作ることの大変さを再確認したところです。
会議の終盤には、とある委員の方より「会長の考えはどうですか?」と、尋ねられた瞬間、全員の目が私に向いたことに、一瞬言葉が詰まりました。
それでも、ここで集約に向けてのポイントを述べなければ議論が収集できないと考え、大筋合意できるポイントを伝えました。
最初は慎重に言葉を選んでいたつもりですが、エンジンがかかると言葉が次々と出てくることに驚きます。
私の発言は、概ね各委員の理解できる範囲だったらしく、集約に向けて道が開けたような感じがしますが、事務局の方々には大きな宿題を作ってしまいました。
まだまだ至らない点が多々あることを自分自身で反省するところですが、こういった経験をしっかりと次の場面に活かしたいところです。
本日は午前10時より都市計画審議会が行われ、生産緑地地区指定などについて審議しました。
徐々に減っていく農地を残すために、各委員から様々な意見が出されました。
その中でも農業委員会柳沢会長の切実な訴えには胸を打たれました。
農家として収入を得る為には、最低でも5ヘクタール必要なところ、国立市の農家は最大でも3ヘクタールしかないことから、農作物での収入ではとても家計を支えることは出来ないそうです。
そこで、相続で売却される農地を市が確保して、農家の方々へ貸し出して欲しいと言われました。
ただ、南武線より南側の坪単価は、およそ40万円~70万円という事から、農地を確保するにはそれなりの資金が必要です。
ただ、このまま相続によって農地削減が続くことにより、最終的に国立市の農地は無くなっていきます。
まだ農地が残っている現在のうちに、何らかの思い切った手が打てるかどうかが、国立市における農業の将来が変わる様な気がします。
午後からは、国民健康保険運営協議会が行われました。
協議内容としては、市長からの諮問に対して事務局と共に作成した会長案について忌憚の無い意見をいただきました。
まだ素案の段階ですから、それなりに叩かれることは覚悟していましたが、私の想像を軽々と越えて行き、ロープに追い詰められたKO寸前のボクシングを見ているかのうように、つるべ打ちのサンドバック状態でした。
どんな厳しい意見であっても真摯に受け止め、顔色を変えずに聞き取り、メモをするというのは辛い作業ですが、それが長の付く立場の辛いところです。
多くの厳しい意見の中にも、会長案を肯定的に捉えていただき、何名かの方より大筋合意するという意見もあり、暗闇の中で一筋の光が見えた感じがします。
大きく賛否の分かれる案件に対して、意見を集約し、答申を作ることの大変さを再確認したところです。
会議の終盤には、とある委員の方より「会長の考えはどうですか?」と、尋ねられた瞬間、全員の目が私に向いたことに、一瞬言葉が詰まりました。
それでも、ここで集約に向けてのポイントを述べなければ議論が収集できないと考え、大筋合意できるポイントを伝えました。
最初は慎重に言葉を選んでいたつもりですが、エンジンがかかると言葉が次々と出てくることに驚きます。
私の発言は、概ね各委員の理解できる範囲だったらしく、集約に向けて道が開けたような感じがしますが、事務局の方々には大きな宿題を作ってしまいました。
まだまだ至らない点が多々あることを自分自身で反省するところですが、こういった経験をしっかりと次の場面に活かしたいところです。