こんにちは、視察最終日を迎えた石井伸之です。
本日は沖縄県南城市に向かいます。
南城市では、データヘルス計画について視察しました。
データヘルス計画というと聞き慣れない言葉かと思います。
どういった計画かと言うと、国保データベースシステムから市民の疾病情報を得て、その対応を検討するというものです。
その中で最も力を入れているのは、人工透析予防となっています。
人工透析は患者にとっても辛い治療となり、医療費としても年間500万円から600万円の支出になります。
そこで南城市では、人工透析予防に向けたプロジェクトを昨年10月に発足しました。
プロジェクトの要綱には当たり前のことが書かれていますが、明確な文章としたところに、南城市の意気込みが分かります。
また、生活習慣病予防に向け、検診結果を保健士及び栄養士が確認し、対象者の健康増進に向けた改善計画を立てるそうです。
その健康増進計画を対象者に直接示す中で、改善を促すという点は、素晴らしい取り組みです。
ただ、四十代、五十代の働き盛りの健康診断受診率が低いというのは、全国共通の課題となっています。
多少太っていても、数値が悪くとも、血圧が高くとも自覚症状が無ければ病院へ行こうとしない部分から改善が必要だそうです。
予防医療診断士という資格を取得した立場としても、健康なうちから健康を維持する方向へ認識の舵を切るべきです。
受診率向上に向けて、中学校に対するアプローチを進めているという話がありました。
中学生を通じて、働き盛りの保護者へ健康の大切さを働きかけているそうです。
その中で驚いたことに、中学生の14%が糖尿病予備軍との結果には愕然とします。
既に糖尿病の病魔は働き盛りの保護者を越えて中学生にも忍び寄っているようです。
若年層の血液検査が重要であると共に、食生活の改善が課題と言われていました。
どうしても米軍の関係から、ハンバーガー等の高脂質な食生活が横行しているそうです。
メタボリック予防には、何と言っても塩分と脂質を控えねばなりません。
南城市だけではなく、沖縄県全体で50代60代の早世が課題となっています。
健康長寿の代名詞だった沖縄県が、今や率先して健康施策の取り組みに邁進しているところは、見習いたいと思います。
福祉保険委員会委員長として、国立市民の健康増進と医療費削減に向けて訴えていきます。
本日は沖縄県南城市に向かいます。
南城市では、データヘルス計画について視察しました。
データヘルス計画というと聞き慣れない言葉かと思います。
どういった計画かと言うと、国保データベースシステムから市民の疾病情報を得て、その対応を検討するというものです。
その中で最も力を入れているのは、人工透析予防となっています。
人工透析は患者にとっても辛い治療となり、医療費としても年間500万円から600万円の支出になります。
そこで南城市では、人工透析予防に向けたプロジェクトを昨年10月に発足しました。
プロジェクトの要綱には当たり前のことが書かれていますが、明確な文章としたところに、南城市の意気込みが分かります。
また、生活習慣病予防に向け、検診結果を保健士及び栄養士が確認し、対象者の健康増進に向けた改善計画を立てるそうです。
その健康増進計画を対象者に直接示す中で、改善を促すという点は、素晴らしい取り組みです。
ただ、四十代、五十代の働き盛りの健康診断受診率が低いというのは、全国共通の課題となっています。
多少太っていても、数値が悪くとも、血圧が高くとも自覚症状が無ければ病院へ行こうとしない部分から改善が必要だそうです。
予防医療診断士という資格を取得した立場としても、健康なうちから健康を維持する方向へ認識の舵を切るべきです。
受診率向上に向けて、中学校に対するアプローチを進めているという話がありました。
中学生を通じて、働き盛りの保護者へ健康の大切さを働きかけているそうです。
その中で驚いたことに、中学生の14%が糖尿病予備軍との結果には愕然とします。
既に糖尿病の病魔は働き盛りの保護者を越えて中学生にも忍び寄っているようです。
若年層の血液検査が重要であると共に、食生活の改善が課題と言われていました。
どうしても米軍の関係から、ハンバーガー等の高脂質な食生活が横行しているそうです。
メタボリック予防には、何と言っても塩分と脂質を控えねばなりません。
南城市だけではなく、沖縄県全体で50代60代の早世が課題となっています。
健康長寿の代名詞だった沖縄県が、今や率先して健康施策の取り組みに邁進しているところは、見習いたいと思います。
福祉保険委員会委員長として、国立市民の健康増進と医療費削減に向けて訴えていきます。