おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
また、アドラーの本が岸見一郎さんの翻訳によりアルテから翻訳・出版されました。
『人間知の心理学』(アルフレッド・アドラー著、岸見一郎訳、アルテ、1,800円+税)です。
アドラー(著者)-岸見一郎さん(訳者)-アルテ(出版社)の組み合わせは、これで3冊目になります。
アメリカではアドラーの本の中では一番売れていながら日本では、春秋社から出版されていても読者の途中での挫折率№1が以前の訳者によるこの本でした。
今度の訳本は、岸見さんの分かりやすい名訳により挫折することがないはずです。
なお、今回ご紹介の本は、以前の訳本(春秋社版)と比べると、実に読みやすくなっていますが、原本の第1部、第2部のうち第1部を訳したものです。
構成は、次のとおりです。
序言
序論
第1章 人間の精神
第2章 精神生活の社会的性質
第3章 子どもと社会
第4章 外界の印象
第5章 劣等感
第6章 人生への準備
第7章 男女関係
第8章 きょうだい関係
訳注
解説
この本の詳細については、4月25日の「アドラーを読もう(4)『人間知の心理学』」で触れていますので、そちらをご参照ください(ただし、第2部も解説)。
第2部の訳が出るのが楽しみです。
(注) ご紹介の3冊ともヒューマン・ギルドで扱っています。ご注文ください。3冊セットだと送料サービスとさせていただきます(会員の方は、消費税も)。
『生きる意味を求めて』(2,000円+税)は5月14日、15日、17日の、『教育困難な子どもたち』(1,800円+税)は4月23日の「アドラーを読もう」で紹介しています。
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