おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
昨日4月10日に100年前に生まれた人に映画解説者、映画評論家だった淀川長治さん(1909-1998)がいます。
1980年代、90年代にテレビで映画を見ると、淀川さんが解説者として登場し、解説の場面では「それでは次週をご期待ください。さよなら、さよなら、さよなら...」の名台詞として語り草になっていました。
決して否定的なことを言わない人である淀川さんは、映画の肯定的な側面を指摘し、映画がよくないと、映画の主人公やロケ地のことをほめることをしていました。
その淀川さんは、マザコンと言ってもいいくらい母親を愛し、母の臨終の際(きわ)のエピソードが4月10日のMSN産経ニュース【次代への名言】に掲載されていました。
医者がいま、ご臨終と知らす。その母に私は口をよせて「ありがとう」と告げた。すると死のまえの母の目からひとしずくの涙が落ちた。生命は消える一瞬まえまで、誰が何をささやいているかがわかっている。
(『淀川長治自伝』)
淀川さんは、「嫌いになった人に逢ったことがない」という名セリフを残していることからも勇気づけに満ちた人であることが知られています。
<お目休めコーナー> 私の狭い家に咲いた花①
