おはようございます。アドラー心あ理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(12月24日)の午後は、アドラー心理学に基づく子育て本の打ち合わせを行い、夜は、妻と東京芸術劇場で東京都交響楽団のベートーヴェンの第9シンフォニーの演奏を聴きました。
昨日はまた、うれしい日でもありました。
株式会社かんき出版の山下 津雅子常務から
『人生が大きく変わるアドラー心理学入門』、発売直後に重版が5000部かかりました。ありがとうございます。
さらに、先生に監修いただいています戸田先生のご本(『アドラー流 たった1分で伝わる言い方』)も、またまた5000部重版がかかりました。
とのメールが入りました。
かんき出版も編集と営業の連携の取れている会社で、著者としてもありがたいです。
『アドラー流 たった1分で伝わる言い方』は、もう2万部に達するのです。
さて、「愛のタスクに関するアドラーの言葉」の3回目です。
今回は、アドラーの2人の弟子の言葉を紹介します。
・愛情とは、友情というものに、異性間の協力という要素をプラスしたものである。愛は友情プラス性である。
『どうすれば幸福になれるか 下』(W.B.ウルフ)
・パートナーがそれぞれもう一方のパートナーを十分に受け入れ、2人の間にお互いに感謝し合う気持ちが育つ時にだけ、愛のタスクの問題は解決する。
『アドラー心理学の基礎』(R.ドライカース)
ウルフとドライカースのことは、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 2 実践編』 のコラムにも書いています。
2人ともアドラーよりも伝わりやすい表現を用いています。
ウルフは、愛のタスクに友情の要素が欠かせないことを説き、ドライカースは、お互いに感謝し合う気持ちが育つ必要であることを書いています。
こんなことは当たり前のように私には思えるのですが、結婚していてこのことを忘れている夫婦が多いことに驚いています。
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