おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(10月25日)は、ヒューマン・ギルドで第30期 ELMトレーナー養成講座 が行われていましたが、私はお休みでした。
ゆっくり目覚め、お昼にかけて中野駅近くにカミさんと歩いて行ったら、いい餃子の店を見つけました。

1皿に6個、216円というリーズナブルな価格です。

宇都宮餃子に匹敵するおいしさでした。
さて、人に対して影響力を発揮する人のための必読書のご紹介です。
『サーバント・リーダーシップ入門』(池田 守男・金井 壽宏著、かんき出版、1,500円+税)
金井 壽宏氏(神戸大学大学院教授)と池田 守男氏(資生堂相談役、元社長・会長)の共著で、金井氏が理論的な側面を、池田氏が体験に基づく経営改革のモデルを分担しています。
金井氏は、リーダーシップの定義を社会心理学的に「フォロワーが目的に向かって自発的に動き出すのに影響を与えるプロセスである」としているので、リーダーシップに「影響力」の要素を強め、それが必ずしも組織の上の立場の人間だけによって担われるものでなくしてます。
続いて、「サーバント」の本質を「召使い」でなく「奉仕する人」「尽くす人」と考え、「ミッション(使命)の名のもとに奉仕者になる」という高貴な面が非常に重要視し、サーバント・リーダーの行動は、ミッションなしにありえず、フォロワーが認めるからリーダーシップが効力を発し、フォロワーをそんな気持ちになせるのは「信頼性」だと書いています。
第2部では、池田氏の経験、仕事観、人間観、社会観をもとにした資生堂の経営改革が語られ、その指針にあったのは「ビジョンや理念、方針はトップダウンであっても、実践においては現場の仕事が円滑運営できるように、サーバントとして社員たちを支える存在でありたい」という想いです。
その想いが「店頭基点」という資生堂のサーバント・リーダーに欠かせない旗印を生み出したのです。
第3部では、池田氏と金井氏の対談。
第4部は、いわば金井氏によるまとめに相当する部分で、京都大学で心理学を学び、神戸大学大学院で経営学に転身した金井氏の筆致が冴えまくります。
私の印象に残ったことを書いておくと、次のようになります。
1.リーダーシップは影響力の発揮であるから、上下左右いろいろな方向があっていいし、実際にありうる。
2.サーバント・リーダーは、その意味からつねに教育者である。
3.サーバント・リーダーシップは、変革型リーダーシップの一形態であり、このスタイルは、状況や変化に応じて変えることが可能なスタイルであり、また柔軟に多くの力を結合したり解体することが可能なフレキシブル・リーダーシップでもある。
4.誰でもサーバント・リーダーになれる。試しやすい状況で、ささやかでも真剣になれることから始めよう。
いかがですか?
私はこの本を読んだことでリーダーシップの定義がより鮮明になり、私自身のリーダーシップのあり方に信念が加わりました。
<お目休めコーナー> 10月の花(26)

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