アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

子育て中の方、SMILEリーダーやカウンセラーとして子どもたちと関わりのある方、「ハイリーセンシティブチャイルド(HSC)」についてご存じですか?

発達障害ではない「ハイリーセンシティブチャイルド(HSC)」というのは「人一倍敏感な子」で、不登校にも関係するようです。

そのことを新聞記事や講座のお知らせを通じてお伝えします。

産経新聞(2019.2.27 10:30)|ライフ|からだに 人一倍敏感な子「HSC」 ペースを尊重、自己肯定感育んで(油原聡子)が載っていました。

要点は、次のようです。

「ハイリーセンシティブチャイルド(HSC)」。
感受性が豊かで、他人の気持ちによく気がつく一方、周囲の刺激に敏感で傷つきやすい、「人一倍敏感」な子供を指す言葉だ。
5人に1人存在すると言われる。

HSCは、米国の心理学者、エレイン・N・アーロンさんが提唱した概念だ。
アーロンさんの著書「ひといちばい敏感な子」(1万年堂出版)によると、HSCは、
(1)深く考える
(2)過剰に刺激を受けやすい
(3)感情の反応が強く、共感力が高い
(4)ささいな刺激を察知する
-という。

アーロンさんの本を翻訳した、心療内科医の明橋大二(あけはし・だいじ)さんは「5人に1人存在すると言われ、海外では研究が進んでいる」。
医学的概念ではないため、治療の対象ではない。
明橋医師は「知覚過敏などの特徴が発達障害と共通するが、人の気持ちに気づきにくい発達障害と、HSCは違う」と指摘する。

十勝むつみクリニックの長沼院長は「HSCを知らないと、病気を治そうという視点になる。HSCだと分かると受け入れることができ、親も子も楽になっていく」と話している。

HSCは不登校の原因の一つとしても注目されている。

ひといちばい敏感な子
エレイン・N・アーロン著、
明橋大二訳
1万年堂出版

ところで、この「ハイリーセンシティブチャイルド(HSC)」についてヒューマン・ギルドで学べる機会があります。

第143回 2019年4月14日(日)開催の アドラー心理学ゼミナール でです。

松丸飛鳥さん(SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー)を講師として自らの子育て体験をもとに「子育てを通して人生を豊かに」のタイトルで11:00~13:00にご講演いただきます。



講師の松丸さんからの講座の内容説明は、次のとおりです。

HSCをご存知でしょうか?

HSCとは、Highly Sensitive Childの略で「人一倍敏感な子」と言われるタイプの子どものことで、5人に1人の割合でいるとも言われています。
また、発達障害ではないけれど、敏感でこだわりが強い子、グレーゾーンと言われている子どもがHSCである可能性も高いと言われています。

私には、現在10歳と6歳の娘がいますが、10歳になる長女がHSCです。
その特性から「わがまま」と言われたり「育て方のせい」と言われることもありました。

長女をどうにかしようとしていた時には上手くいかなかった育児が、勇気づけと出合って変わることができました。
私がHSCの娘の子育てを通して学んだこと、また祖父母や先生など、周囲の人との関わりなどで感じたことをお伝えしたいと思います。

◆HSCの日本への紹介者の心療内科医の明橋大二氏のインタビュー記事は、こちらも参考になります。

HSCを知っていますか? 「甘やかしすぎ」「わがままになる」その子育てアドバイス間違いかも… 【インタビュー前編】
「私の子育て大丈夫?」育児に悩むのは素晴らしい母親! HSCの子育てで大切なこと【インタビュー後編】

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