おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(3月13日)の午後は、千葉県で中小企業の社長2人とじっくり話をする機会がありました。
一人は、初対面ですが、これからアドラー心理学を社内導入を図ろうとしている経営者でした。
その後のもう一人は「アドラー・カンパニー」を志向していらっしゃる経営者です。
船橋駅の近くの「肉の匠 将泰庵」船橋はなれで宮本秀明取締役法人事業部長と一緒に接待をさせていただきました。
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この会社には、ヒューマン・ギルドで3年近く研修、カウンセリング、コンサルティングでお手伝いしております。
中小企業診断士でもある私は、企業に働く人の約7割を占める中小企業の人たちに勇気を与えたいと念願しております。
さて、昨日に続いてはDVD『「ほめない、叱らない アドラー心理学式マネジメント」』のことを書きます。
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私はDVD『「ほめない、叱らない アドラー心理学式マネジメント」』(出演:岩井俊憲、企画・制作:アヴァンティ株式会社)で私のリーダーシップ観を存分に披瀝しました。
撮影に当たっては、フジテレビョン在職中の1970年代の半ばから『クイズ・ドレミファドン!』や『なるほど!ザ・ワールド』を始め数多くの番組を手がけた、テレビ界の伝説上のプロデューサーである王東順さんがディレクションを担当してくださいました。
このDVDは、ヒューマン・ギルドで取り扱っていて、すでに50セットほど販売していますが、アドラー心理学をもとにした勇気づけのリーダーシップをより多くの方に届けたく、次のキャンペーンを打ち出しています。
◆DVD『「ほめない、叱らない アドラー心理学式マネジメント」』9,800円(税込み) 、送料別 500円のところを特別に9,000円(税・送料込み、スクリプト付き)で販売しております。ご注文は「書籍・DVD紹介」のところから。
https://www.hgld.co.jp/products/view/567
さらに、3月末までにご注文の場合は、このDVDに次のリーダーシップ関連の本のどちらかを無償でお付けします。「ヒューマン・ギルドのニュースレターで読んだ」と書いてご注文いただければ、会員以外にも適用いたします。
『「勇気づけ」でやる気を引き出す!アドラー流 リーダーの伝え方』(岩井俊憲著、秀和システム、1,500円+税、2019年1月発刊)
『人を育てるアドラー心理学― 最強のチームはどう作られるのか』(岩井俊憲著、青春出版社、1,380円+税、2016年9月発刊)
DVDと本によって、私の捉えているアドラー心理学による勇気づけのリーダーシップをしっかりとご理解いただけることと確信しております。
私の夢は、個人だけでなく組織にも「共感」「尊敬」「信頼」「協力」のマインドを持ったリーダーを育て、「勇気づけ」が当然にようにみなぎる環境を創り上げることです。
今日は、磯野茂さん(伴走家/ひまわりアスリートクラブ代表、SMILEリーダー/ELM勇気づけトレーナー/アドラー・カウンセラー、E-mail: himawari.athlete@gmail.com、ホームページ:http://himawari-athlete.jp )がヒューマン・ギルドのニュースレター385号(2018年9月号)にご投稿いただいた DVD『ほめない!叱らない! 勇気づけのアドラー心理学式マネジメント』の感想文をご紹介します。
このインタビューは、主に社長(中小企業の経営者)のための経営マネジメント、という視点で話が進められております。
更に視点を加えると、どんな職場・仕事・役割であっても、「自分の持ち場を経営する」と考えれば、誰にでも役立つ内容と言えるでしょう。
例えば以下の方々が当てはまります。
①部課長・マネージャーなど中間管理職
②管理職ではないが、チーム・プロジェクト・職場単位を束ねるリーダー・職長・作業長
③その他、あらゆる業種の店長、学校なら校長・教頭・学年主任、家庭ならお父さんお母さん、町内会やクラブ活動における場面でも、等々・・・
インタビューの内容から、私が特に印象に残ったポイント(言葉)を3つ挙げます
1)自分のチームの中に優れた人材がいる
・人間をどう見るか、肯定的に見るか否定的に見るかによって大きく変わる(人間観)
・原因よりも目標・目的を見る(目的論)
・勇気づけ
など、アドラー心理学をどのように経営に役立てていくかについて解説されています。
例えば、「職場の年長者を厄介者と見るのではなく、可能性のある人として見ると、チームがうまくいく」という話は、多くの企業で大いに参考になると思いました。
「(自分は)オールマイティーではない」という言葉も心に響きました。
2)期待にはしごをつける
上司が部下に期待を寄せ、目標を設定することは良いことですが、「高すぎる目標は勇気をくじく」と語られています。そこで“期待にはしごをつける”。
期待を細分化し、期待の段階を追って、はしごをかければ到達可能、という説明は、私自身のマネジメント経験を振り返ってみても納得しました。
くれぐれも「はしごを外す」上司であってはならないと思いました(笑)。
3) フィードバック
インタビューの中で「フィードバック」という言葉が多く出てきます。
周囲のフィードバックを受ける、フィードバックを(上司に・部下に)与える、自己フィードバック、等。
ほかの人の視点で見る、他の人の立場から共感してみる、といった自分軸以外の視点を得ることが大切であり、それにはフィードバックがとても有効であることが解説されています。
ちなみに、ヒューマン・ギルドの講座は、参加者からのフィードバックをたくさんもらえるところが大きな特徴です。
私もフィードバックの効果を何度も体験しているので、本当に納得です。
以上、私が特に印象に残ったポイント(言葉)を3つ挙げました。
まだまだお伝えしたいことがたくさんありますが、そこはぜひ、実際に商品をお買い求めのうえ(笑)、実感していただければ嬉しいです。
このインタビューは、アドラー心理学の基本的な考え、更には岩井俊憲先生、ヒューマン・ギルドが大切にしていることがギュッと凝縮されていると思いました。
更に、インタビュアーの山口俊晴さんの絶妙な質問に対し、岩井先生のわかりやすく完結なお答えは、我々アドラー心理学・勇気づけを学ぶ者にとって「人々への伝え方」のお手本になります。
約90分の内容を丸暗記するくらい繰り返しご覧いただくことをお勧めします。
あるいは、学友が集まっての勉強会で教材に用いるのも良いでしょう。
16年間、企業研修企画に携わってきた私でありますが、いま当に、あらゆる職場で必要な事柄が詰まった教材であると思いました。
この教材が、企業や様々な職場に拡がり、アドラー心理学・勇気づけを学ぶ人たちが伝え、日々、誰もが実践するようになっていく世の中を希望すると共に、私自身も実践していこうと改めて決意を致しました。
最後に、本制作に関わられた皆様に心より感謝を申しあげます。
ありがとうございました。
(注1)磯野さんは 「寄付をカッコヨク」をミッションにしている「きふる」(http://kifuru.org/)に「『縦の関係から横の関係に』知的障害者マラソン”伴走家”インタビュー」(2018年8月17日付)としてご活躍ぶりが掲載されています。ご覧ください。
前編:
http://kifuru.org/interview/intellectual-disability-marathon1/
後編:
http://kifuru.org/interview/intellectual-disability-marathon2/
(注2)磯野さんには、2018年12月24日に アドラー心理学ゼミナール (第139回)にご登壇いただき、ヒューマン・ギルドの アドラー心理学ゼミナール 史上最大の46名にご参加いただきました。
◆2018年12月25日付けブログ 知的障害のある人の伴走者として:磯野 茂さんのアドラー心理学ゼミナール でご紹介しております。
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(2018年12月24日撮影)
磯野さんは、長らく研修会社に勤務されていましたので、実に巧みなプレゼンテーションをなさる方です。
講演依頼を是非ご検討ください。
最後に、株式会社スプリングフィールド(代表取締役 春野真徳さん)の「ありがとうTV」の 動画のことにも触れておきます。
●有限会社ヒューマン・ギルド 代表取締役 岩井俊憲さん
10分の動画ですが、ご覧になった方が確実に勇気づけられます。
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春野さんが私にインタビューした内容は次のとおりで、これらの質問に対して私はすらすら答えました。
1.仕事のご紹介
2.仕事を通じて自分に可能性を感じるとき
3.仕事に喜びを感じるとき
4.仕事をするうえで大事にしていること
5.楽しく仕事をするために心がけていること実践していること
6.仕事している望ましいご自身の姿
7.今のご自身の幸福度は?10点満点で何点? その理由は?
8.自身にとって仕事とは?
9.自身にとって夢とは?
春野さんは、インターネットTV「ありがとうTV」 の主宰者でもあられ、2014年10月に私は 「講師NAVI!」第2回目 に登場し、30分ほど紹介されています。
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(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>3月の花(14)
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