おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
多くの人に伝わることをテーマに3つの話題を書くことにします。
1.昨日(3月15日)は、午前中にヒューマン・ギルドで営業会議を行い、午後には、当社の特別講師の 金井津美さん をお迎えして、ヒューマン・ギルドの柱になるプログラムをより多くの人に伝わるようブラッシュアップする会議を行いました。

相互信頼でつながっているグループだけに、時代と受講者のニーズによりマッチするよう3時間ほど歯に衣を着せないやりとりができました。
特に金井さんは、社内の人間が見えないでいる部分をズバリと指摘してくれました。
思い返せば、金井さんとの最初の出会いは、20年近く前の講師と研修先のお世話役との関係でした。
最初からアドラー心理学の関心をお持ちになり、ヒューマン・ギルドでさまざまな講座を受講されている間に講師としてデビュー、各方面で研鑽を積んで一流講師となっています。
金井さん、ありがとうございました。
2.昨夕は、(株)ディスカヴァー・トゥエンティワンの編集担当の原さんから『図解 勇気の心理学アドラー超入門』(永藤かおる著、岩井俊憲監修、1,000円+税)の増刷のご連絡が入りました。
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(CVS)『図解勇気の心理学アドラー超入門 』
6刷 / 11,000部 / 累計92,900部
4月中旬より、日販系列のコンビニで販売をいたします。
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一気に11,000部の重版、累計10万部が射程距離内に入ってきました。
間違いなくコンビニで売れているアドラー心理学の本ではダントツ1位です。
一般書店を通じての流通で10万部近くに達することはめったにありませんが、流通経路をコンビニとしたディスカヴァー・トゥエンティワンさんのマーケティングには威力があります。
3.夜はカミさんとなかのZEROクラシックシリーズ 實川 風(じつかわ かおる)ピアノ・リサイタルに出かけました。

現在29歳で「若きピアノの貴公子」にふさわしいピアニストで
チャイコフスキー/ドゥムカ~ロシアの風景~作品59
シューマン/森の情景 作品82
ドビュッシー/版画
ショパン/ピアノソナタ第2番変ロ短調「葬送」作品35
幻想ポロネーズ 変イ長調 作品61
が演奏曲でした。
ところが、休憩後にハプニング。
「葬送」の第1楽章を途中で終えて舞台の袖に。
戻ってからマイクで「最初から引き直します」とだけ言って、ピアノに向かい平然と弾き始めました。
実は、休憩後に照明が暗くなっていないため、集中できなかったのだと思われるのです。
しかし、彼は一言もそのことを演奏中断の理由にしませんでした。
その後は、情緒豊かにアンコール曲のショパン/英雄ポロネーズ、ドビッシー/ヒースの荒地まで演奏しました。
私たち夫婦は拍手喝采でした。
それにしても、休憩後に照明を落とすことを怠ったなかのZERO小ホールの担当者は、どうかと思いますが、そのことを一切マイクでもtwitterでも言い訳にしなかった實川さんは、ピアノだけでなく人間として「貴公子」の素養を持つ人です。
きっと多くの人たちをこれから魅了するのは間違いありません。
タクロウと同学年と思われる實川さんを多くの人に伝わるよう応援したい気持ちいっぱいの我が夫婦であります。
<参考>實川 風 @sleeping_now_28 に演奏後に書いていた文章
今日はプログラム最後の幻想ポロネーズの後に、全然予定してなかったのだけどどうしても英雄ポロネーズを続けたくなってアンコールに弾きました。
英雄には今まであまり感じなかったのだけど、ショパンにとってポロネーズは痛みと哀しさを伴うものなんだな… とにかく幻想ポロネーズが良い曲すぎますな

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<お目休めコーナー>3月の花(16)
