おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
一昨日(3月20日)の晩、家の近くで高校時代のアメリカンフットボールチームの先輩に会うとのことでタクロウが家に帰ってきました。
「お帰り!」
「いらっしゃい」ではありません。まだ「お帰り!」です。
タクロウが一人暮らしを始めてまだ10日ほどです。
今朝、出かけるときは今までと同じように夫婦で手を振って見送りました。
タクロウとは家族のLINEでつながっているため、今までと変わらない心理的な距離感を保っています。
カミさんとは、せっかくの休日なので、新井薬師 に歩いて出かけました。
ここでは、皇太子妃雅子様のご成婚記念として命名された桜であるプリンセス雅桜が咲き誇っていました。
青空とのコントラストがきれいです。
5日後にくらいに満開になる桜の名所の中野通りの桜はまだ。
ゆったりとランチを楽しみました。
読書も進んだ1日でした。
『昭和史』(半藤一利、平凡社、1,600円+税)が抜群に面白い!
500ページを超える本のまだ半分くらいですが、中国大陸で陸軍が暴走し、それを抑止できなかった政府の対応が「昭和の語り部」の半藤氏によってえぐり出されている本です。
マリナーズのイチロー外野手がアスレチックスとの開幕第2戦終了後に現役引退を発表しました。
19:00からテレビに釘付けになって、深夜の記者会見までずっと観て感動しました。
記者会見は、カミさんと一緒に観ていて、共に「イチローってすごいな」と何度も言っていました。
特に感動した場面は、次の3つです。
ー一番印象に残っているシーンは?
「去年の5月からシーズン最後の日まで、あの日々はひょっとしたら、誰にもできないことかもしれない。そういうささやかな誇りを生んだ日々であった。そのことが、去年の話で近いということもあるが、どの記録よりも自分の中では、ほんの少しだけ誇りを持てたことだと思う」
ー貫いたもの、貫けたものは何か?
野球のことを愛したことだと思う。これは変わることはなかった。たぶん、明日もトレーニングしていると思う」
ー弓子夫人についての質問を受けると、
「いやぁ、頑張ってくれましたね。一番頑張ってくれたなと思います」
さらに、本拠地でのゲームの試合前には、弓子夫人が握ったおにぎりを食べてきたということを明かしたイチロー選手。
メジャーで3089本のヒットを放ってきたが「妻が握ってくれたおにぎりを持っていって食べるんですけど、その数が2800くらいだったんですよ。3000(個)いきたかったみたいですね。そこは3000個握らせてあげたかったなと思います」と話し、「僕は(引退後も)ゆっくりする気はないですけど、妻にはゆっくりしてもらいたいですね」と語ったときは、冷静なイチロー選手の目に、ほんの少し涙が浮かんでいるように見えました。
長い間、夢と感動を与えてくれてありがとう!
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