アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日(4月30日)は、3つの柱で話を進めます。

1.自粛生活中のルーティンのこと

2.Zoomでの質疑応答セッション

3.自粛生活中に仕事のタスクにどう備えるか


1.自粛生活中のルーティンのこと

昨日は散歩で3,700歩ほど速足で歩きました。

2つのお寺に寄りました。

東光寺別院

イラストレーターでもあるカミさんは美的センスのある人で、写真の構図も私とは違います。

私が龍の部分にフォーカスしようとすると、もっと苔の部分を写したらいいとアドバイスをしてくれます。

光徳院

ここでは小川に身を浸して体の中を水が流れて浄化してくれるイメージを使った瞑想をしました。


2.Zoomでの質疑応答セッション

15:30~17:00は長崎県大村市のソリューションプロジェクト SPセミナー(学習塾)を営む 上野みゆきさん を中心としたグループとZoom でやり取りしました。

子育てのこと、対人関係のこと、経営のことなどの質問にズバリ答えるやり方でした。

今後のヒューマン・ギルドのビジネスモデルの1つを得られました。

4月9日に「イワイせんせとおしゃべりしよう」のプロジェクトを立ち上げて以来、Zoomでやり取りした人は個人、グループを含めて130人を超え、私の中でZoomを使った研修、カウンセリング/コンサルティングの方式がいくつも見えてきました。

何の目的もなしに無料でやっていたわけではありません。

これから真価が問われます。


3.自粛生活中に仕事のタスクにどう備えるか

4月7日(火)のことです。

非常事態宣言が発令されることがわかった段階で私は、社員を集めて4月8日(水)からテレワークに入ることを告げ、ヒューマン・ギルドにとっての最大の目標は「サバイバル(生き残ること)」だと告げました。

3月からまず法人研修のキャンセルが相次ぎ、次にお客様を迎えての研修も運営が難しくなり、4月の研修は、お預かりしている研修のお金の返金が重なり、研修の売上はマイナスになってしまうことが予想されました。

そこで、「何ができるか/できないか」でなく「何かをできる要因を探しながら進めていこう」と檄を飛ばしたのであります。

「イワイせんせとおしゃべりしよう」は、その可能性を追求することでした。

そして、かなりのことが見えてきたのです。

このような非常時にあたって、私は日本経済新聞から重要な示唆を2つ得ました。

そのことに触れておきます。

(1)日本経済新聞2020/4/29付朝刊
新社会人応援講座 自宅待機 何を今すべきか 未来志向で好機に

印象に残った部分だけ引用することにします。

今、目の前で起きている事象は、1929年の世界恐慌と同様、歴史の教科書に載るような異常事態だ。

渋沢栄一が『論語と算盤』で書いている言葉
「自然的逆境に立った場合、天命であるからあきらめるなら、心は平らかなる」

現況の異常事態を「天命」だと受け止め、できることにフォーカスすることを学びました。


(2)一橋大教授 楠木建氏が「コロナ時代の仕事論」で「コントロールできること/コントロールできないこと」に分けて重要な知恵を授けてくれます。

1)2020/4/28付日本経済新聞 朝刊
コロナ時代の仕事論(上)川の流れに身をまかせ

コントロールできないものをコントロールしようとする。ここに不幸の始まりがある。コントロールできないことについてはジタバタしないに限る。世の中には「どうしようもないこと」というのがある。

新型コロナウイルスはその最たるものだ。

2)2020/4/29付日本経済新聞 朝刊
コロナ時代の仕事論(中)絶対悲観主義の勧め

こちらは、少し長めになります。

仕事にはコントロールできることとできないことがあり、コントロールできないことを無理やりコントロールしようとするとロクなことにならない。
だとすると、ここから2つのポイントが見えてくる。

第1に、何をどこまでコントロールできると考えるか。

第2に、仕事ではその人に固有の哲学が問われる。
哲学がものを言うのは、コントロールできないことに直面したときだ。

僕の仕事哲学を一言でいうと「絶対悲観主義」。
物事が自分の思い通りにうまくいくという期待をなるべく持たないようにする。
何事においても「ま、うまくいかないだろうな……(でも、ちょっとやってみるか)」と構えておく。

こういうマインドセットを絶対悲観主義と呼んでいる。

ベルナール・フォントネル(フランスの思想家)はうまいこという。「幸福のもっとも大きな障害は、過大な幸福を期待することである」。

ところで、「絶対悲観主義」は、私たちがペルグリーノ博士から学んでいる「現実的楽観主義」と相対立するように見受けられますが、「物事が自分の思い通りにうまくいくという期待をなるべく持たないようにする」部分は「現実的」な対処ですし、その中で自分にできる最大のことを、可能性を信じながら、自分のリソースを生かして楽観的に取り組んでいく、という点において楽観主義に導くことができます。

私の周囲にも「現実的楽観主義」で取り組んでいる人たちがたくさんいます。

その一人が大阪の 春木めぐみさん です。

春木さんは 3か月でイライラを卒業! 好きな時間に自分のペースで学べる動画セミナー を構築して、私にも参考になる動きをしていらっしゃいます。

是非、参考にしてください。

今なら4つの特典もあるようです。

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