おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
我が家ではL INE見てねと メール来る
昨日もありました、「LINE見てね」のメール。
カミさんはここ1週間、体調不良の母親の家に毎日通っています。
帰りに中野に出かけてズボンを買うのに同行してもらうやり取りで実際にあったことです。
私は家にいて、スマホを見ることなく仕事をしていました。
気づいた私はあわてて電話しました。
最近、第33回第一生命 サラリーマン川柳 が発表になりました。
私はサラリーマン川柳を研修のアイスブレークに使うことがあります。
ご関心のある方は、下記をご参照ください。
2019年5月24日付けブログ サラリーマン川柳を楽しもう:研修のアイスブレークにも使える!
早いもので今日から6月ですね。
紫陽花が存在感を示す時期です。
ヒューマン・ギルドの活動は、コロナ前の6割くらいに戻します。
集合型研修も規模を定員を絞って予定どおりに行いますし、カウンセリングには従来以上に力を注ぐつもりです。
同時にオンライン研修も並行して進めていきます。
さて、メインの話題です。
5月30日(土)にNHK BS1の「私はこうしてコロナと戦った」の再放送がとても有益でした。
特に山極壽一氏(京都大学 学長、文化人類学者)が人類の進化の過程で「信頼」があり、さらに言葉のやり取りや身体接触を通じて人間が「共感」を学んできたという趣旨の発言は、アドラーと同じようなことを言っているように思いました。
関連した記事がないかと、インターネットで検索したら、次の記事を見つけました。
JCCニュース NHK総合 【ニュースウォッチ9】2020/05/25 京都大学・山極壽一学長・“人間らしさの危機” にこんなことが書いてありました(傍線岩井)。
経済が回復するまで、まだまだ時間がかかりそうだし、新型コロナウイルスと当分つきあっていかなければいけない。
一体いつまで我慢が必要なのか、不安には思う。
人類はその不安を強みに変えてきたと断言する京都大学・山極壽一学長に話を聞いた。
山極学長は、霊長類の進化の過程から人間社会や人間らしさとは何かを追究。
キーワードは「共感力」。
山極学長は「有史以前から人間は集まることと移動し、物や人に出会うことで社会を作ってきた」と話す。
人類学者の山極学長は、アフリカで40年にわたりゴリラを観察研究してきた第一人者。
ヒトに近いゴリラの生態を通じて、人間独特の社会のあり方、人間とは何かを研究。
「新型コロナウイルスは、人類が進化の過程で獲得してきた人間らしさを揺さぶっている」という。
山極学長は
「言葉以前に人間は共鳴社会を作り上げたからこそ、見知らぬ人たちともすぐに手を組める共感を感じることができる。
そういうものが禁止され、奪われてしまう事態になりつつある。
どうやったら復活できるかを考えないといけない。
そのためのアイデアが必要な時代」
と述べた。
NHK BS1では、「地球は細菌/ウイルスの惑星」であることにも思いをいたし「地球という惑星」で連携が必要、とも語っていました。
「地球という惑星」という表現は、アドラーも使っていました。
第2のトピックは、牛島 有希子さん からELM勇気づけリーダー養成講座を受講された18人と自己紹介を受けながらELM勇気づけ講座をオンライン開催する際の留意点について1時間少々話し合いをしました。
とても知性豊かで各方面でご活躍の人たちで、グアムからご参加の方もいらっしゃいました。
またもや私自身の学びとなった機会でした。
牛島さん、ご参加の方々、ありがとうございました。
(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>6月の花(1)