おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
昨日(6月3日)は、今週初めて出社しました。
庭野静子先生による「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」(平日コース)が久しぶりに開講になるからです。
しかし、前日に東京でコロナの感染者が34人になり「東京アラート」が発せられた影響もあり急に受講者が半分に減ってしまいました。
私は、こうした数値に一喜一憂したくないのですが、感覚としてはわかる気持ちもあります。
ただ、斎藤環氏(筑波大教授)が2020/06/01 05:00読売新聞オンラインに
CP(コロナ・ピューリタニズム)定着に警鐘
としてインタビューに答えていたことは、コロナに対する非建設的な対応と言えるのではないでしょうか?
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、我々は「コロナ・ピューリタニズム(CP)」ともいうべき奇妙な倫理観を持ち始めているのではないか――。
警鐘を鳴らす斎藤氏に話を聞いた。(文化部 小林佑基)
■「3密回避」へ過剰反応/「自粛警察」でバッシング
「『3密』という言葉を聞いて、『悪いことだ』と反射的に思う人がいるとすれば、CPの価値観にかなり染まってきている」と斎藤氏。
その顕著なあらわれが、「自粛警察」だという。
外出する人や営業を続ける店舗などへのバッシングを加速させるのは「倫理的な後ろ盾」を得たと感じているから。
「自分に正当性があると確信できた時、人は最も攻撃的になる。最初は医学的要請だと分かっていたのに、だんだん倫理とくっついてきて、怒りがわいてくる人が増えてきた」
緊急事態宣言後の4月8日から今日までを振り返ってみると、研修がすべてなくなって在宅がほとんどのためにひと言で言えば「暇」でした。
その後、私が時間を割いたのは、テレビ、新聞、動画などでした。
傍ら「イワイせんせとおしゃべりしよう」とELM勇気づけ講座とSMILE子育て講座のオンライン開催の留意の説明会を通じてZoomで200人を超える人たちとお話しできて、私には大収穫がありました。
それらの洞察をまとめると、次に絞られます。
1.これからの社会は女性がリーダーシップを握る。
2.多面的なものの見方をしないと危険である。
3.コロナ禍によってイノベーションが生まれる。
1回では書ききれないので、あと数回に分割しましょうね。
最後はお知らせで終わります。
◆4月24日に永藤かおるさん(ヒューマン・ギルド取締役研修部長、公認心理師)がSchoo の生放送で「大人たちがずっと学び続ける生放送コミュニティ」として本日21:00~22:00に観ることができます。
【再放送】孤独や衝突を生き抜くための「アドラー心理学」
https://schoo.jp/class/7021 から「参加する」をクリック
6 / 4 (木) 21:00 - 22:00
「コロナと生きるためのノウハウリスト」の第2回テーマは、「不安」です。
疫病といった有事が発生したとき、様々なシーンで不安が募ります。例えば、外出制限をきっかけに家庭内暴力が社会問題化したり、買い占めが発生したり、人種間差別が生まれたりしています。また、日夜報道されるコロナに関する情報自体が不安や焦燥感の原因にもなっています。
そこで本授業では、アドラー心理学の専門家であり、関連書籍の出版やセミナーの開催も行う永藤 かおる先生にお越しいいただき、自分発信で平和に生活するための術をお話いただきます。
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(クリックして勇気づけを)
<お目休めコーナー>6月の花(4)
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