アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

一昨日(2月11日)に講座を終えて家に帰ると、カミさんがエプロン姿で台所に立って夕食を作っていました。

昨日(2月12日)の朝は、カミさんから声をかけられて朝食を食べました。

10日以前のならば、ごくあたりまえの我が家の光景ですが、私には、とても新鮮に映りました。

2月4日(月)に私がインフルエンザのA型を発症。
3日遅れてカミさんが罹患。
お世話されていた側がお世話をする体験もしました。

家を出ると、雲ひとつない青空。

ただ、いつもならすたすた歩いていた、ほんの少しの坂道の傾斜が少ししんどく感じられました。

神楽坂駅で地下鉄を降りて、地上に出るまでの88段の階段 ― ビルの5階までに相当 ― がきつい。

順調な時は、一段置きで歩くこともあったのに、途中で休みたくなる。

身体的には、あたりまえではないのだ。

駅から地上に出ると、またもや透き通る青空が目立つ。

思わず写真を撮った。

オフィスには、今月初めて社員の5人が勢ぞろい。

淡々と仕事をこなせることができるのがありがたい。

ごくあたりまえであることのありがたさを感じると共に、あたりまえのつもりであったものが並大抵のことでないことに気づいた、病み上がりだからこその感性豊かな感謝・感動の1日でした。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。 

連休最後の建国記念日の昨日(皇紀2679年2月11日)は、22人の受講者を迎えて11:00~13:00にヒューマン・ギルド で アドラー心理学ゼミナール を行っていました。

講師は、和楽舎 代表の 辻川牧子さん



江戸文化の語り部としてテレビ、ラジオにもご出演の方で、『心が豊かになる 季節のしきたり 和のおしえ』(ロングセラーズ、1,200円+税)などのお著書もおありです。

心が豊かになる
季節のしきたり
和のおしえ
辻川 牧子
ロングセラーズ

ヒューマン・ギルドの 会員 で、SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナーでもあられる方です。

辻川さんは、講演開始前から受講生の心をしっかりと掴んでいらっしゃいました。

講演のタイトルは、「共同体感覚と和のこころ」

資料の冒頭には、次のように書かれていました。

幕末から明治時代にかけて来日した外国の人たちの多くが「町にも村にも笑顔があふれている。
質素な暮らしだが人々は満ち足りているようだ」と記録に遺しています。
物は今ほど豊かではありませんでしたが、心の豊かさをたいせつにしていた昔の日本。人とも自然とも和して生きることを願った先人の知恵の数々を、まずお話しさせていただきます。
その後、畏れ多いことですが「共同体感覚」につきまして、私的で“妄想的”な見地から少し取り上げさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

続いて、以下の項目について「なるほどなー」を私たちをうならせる説得力で迫ってくれました。

牧子さんの「巻き込みの力」は、半端なものではありませんでした。

〇笑顔の国        笑門来福  和顔施  傍楽  祭り

〇言葉の知恵       言霊  予祝  有難い  挨拶  

〇富貴の知恵       正直・慈悲深き・程よき  足るを知る
 
〇育ての知恵       「教」と「育」  子は世の宝  百徳着物
                          「帯祝い」から「元服」まで  一人前
                          「子は十年の預かりもの」  契約兄弟
             子守りと子育て  子ども組・若者組・娘組
             帯親・乳付け親・名付け親・烏帽子親・褌親
             見習う  躾  養育と鍛育

講演が終わるや否や、第71期 アドラー・カウンセラー養成講座 の同期生たちが花束を贈呈されていました。

なお、こんな名講演ならぜひ出たかったな、という方は、和楽舎 のホームページをお訪ねの上、次のどこかにご参加ください。

和のこころを学ぶ 公開講座 東京大神宮研修所3階(東京都千代田区)

第44回「言葉づかいの知恵」
2019年 3月 2日(土)14:00~15:50

第45回「暮らしを見直す」
2019年 6月21日(金)18:30~20:20

第46回「日本人の一生」
2019年 9月28日(土)14:00~15:50

第47回「人間関係の知恵」
2019年12月 6日(金)18:30~20:20

◆辻川さんとの出会いと翌年のご講演については、次のブログをご参照ください。
辻川さんは、伝説の忘年会で知り合い、翌年「マネジメント・カウンセリング懇話会主催の講演会」に講師としてお招きし、しばらく間を置いてからヒューマン・ギルドに学びに来られ、様々な講座をそれこそ300時間近く受講されている講演家なのです。

・2015年12月30付けブログ 2015伝説の忘年会


(左から2番目が辻川さん)

・2016年5月10日 午前中講師、晩には受講生

 


◆講師デビューにも繋がるヒューマン・ギルドの アドラー心理学ゼミナール や 特別講座 は、次のとおりの開催予定です。

・第142回

2019年3月3日(日)小澤 浩さん(アドラー・カウンセラー、人材コンテンツプロデューサー、出版プロデューサー、文章力トレーナー、team SAAW代表)

タイトル:「言霊力講座」

 ※講師からの内容説明※

38年間出版社での経験(雑誌・書籍編集、校閲)から、本当に伝えたいことをあなたならではの言葉で文章にする方法を教えます。

言霊力は5つの力で構成されます。言霊力=着想力+模倣力+つなげ力+まとめ力+発信力、です。これを基礎に、著作に必要なスキル(論理思考・感性の磨き方・実践文法etc.)を教えます。また出版を目指している方には息の長い著作者になるための方法をお伝えします。どうぞお待ちしております。

・第143回 

2019年4月14日(日)松丸飛鳥さん(SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー)

タイトル:「子育てを通して人生を豊かに」

 ※講師からの内容説明※

HSCをご存知でしょうか?

HSCとは、High Sensitive Childの略で「人一倍敏感な子」と言われるタイプの子どものことで、5人に1人の割合でいるとも言われています。また、発達障害ではないけれど、敏感でこだわりが強い子、グレーゾーンと言われている子どもがHSCである可能性も高いと言われています。

私には、現在10歳と6歳の娘がいますが、10歳になる長女がHSCです。その特性から「わがまま」と言われたり「育て方のせい」と言われることもありました。

長女をどうにかしようとしていた時には上手くいかなかった育児が、勇気づけと出合って変わることができました。私がHSCの娘の子育てを通して学んだこと、また祖父母や先生など、周囲の人との関わりなどで感じたことをお伝えしたいと思います。

各回   

 時間:各回共に11:00~13:00 

 料金:各回共に2,160円(税込、要予約、当日支払)

 会場:ヒューマン・ギルド研修室

 お申込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/569 から詳細確認及びお申し込みができます。

 

・特別講座:「お笑い芸人の表舞台・裏舞台」マネジメント・カウンセリング研究会主催

内容:若手芸人として売り出し中の「一本槍(いっぽんやり」を迎えて、漫才をご披露いただいた後に、お笑い芸人としての本音を語ってもらうというまたとない企画です。

元お笑い芸人でもあった加藤保紀さんにもご登壇いただき、面白い掛け合いになるイベントです。

 日時:5月13日(月)18:30~20:00

 受講料:500円(税込) 当日会場でお支払いください。

 会場:ヒューマン・ギルド研修室 (東京都新宿区天神町6番地Mビル3階)

 出演者:「一本槍(いっぽんやり)」りょうちゃん、村上亮太(松竹芸能所属)

 パネルディスカッション「お笑い芸人の裏舞台」一本槍のお2人+加藤保紀さん(芸能プロダクション 元常務)+岩井俊憲

※講演終了後、有志で懇親会を行います。

 お申込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/673 から詳細確認及びお申し込みができます。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月10日)は、第73期 アドラー・カウンセラー養成講座 の2日目でした。

質疑応答から入ったら、土曜日に「ハインツ君」とニックネームを授けた石井さんが「ハインツ・アンスバッハーのことを詳しく教えてください」と質問してきたので、私は、秘蔵のスライドを取り出し、彼の経歴(英文)を和訳しながらお伝えし、その資料を受講者に渡しました。

ドイツのフランクフルトで1904年に生まれ、高卒でブローカーをやってから蒸気船に乗って皿洗いをしながらニューヨークにやって来て、アドラーの講義に参加し、個人セッションを受けたことを契機に、ウィーン大学で博士号を取っていたロワナと知り合い結婚したことから大学、大学院に進み、時を経て、アドレリアンとして1冊でわかるアドラー心理学である"The Individual Psychology of Alfred Adler "を書くようになったキャリアを前日よりもより詳しく伝えた訳です。

その後は、2人一組でのミニ・カウンセリング演習を午前中の最後に行いました。

午後は、受講者の一人のライフスタイル調査表の収集デモ。

その後は、2人一組でのライフスタイル調査表の収集の実習を行いました。

2日目の講座が終わらないうちに第73期アドラー・カウンセラー養成講座のフェイスブックグループが立ち上がっていたのは、再受講生お2人の「竹ちゃん効果」だと、講師として喜んでいます。
ありがとうございました。


実は、私は昨年時間をかけて1冊の本を丹念に読んでいました。

『NLPで最高の能力が目覚める コーチングハンドブック』(山崎 啓支著、日本能率協会マネジメントセンター、2,800円+税)

NLPで最高の能力が目覚める
コーチングハンドブック
知識と経験を最大化するセンスの磨き方
山崎 啓支
日本能率協会マネジメントセンター

 この本のことをカウンセリングと関係づけてどこかで書きたくなっています。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月9日)は、第73期 アドラー・カウンセラー養成講座 のスタートの日でした。

大寒波襲来が予想されていましたが、定刻の13:30には、全員がお揃いでした。

参加者は12名(再受講2名)と少人数になってしまいましたが、これは、昨秋に土日コース、平日コースと、第71期と第72期を40人を超える人数で展開したため、この講座に出るべき人たちが受講しきってしまったためでもあります。

オリエンテーション、グループ内自己紹介後、『アドラー心理学教科書』をもとに「アドラー心理学の基本的な考え方」のおさらいをしました。

日頃と違った点は、いわゆる1冊でわかるアドラー心理学である"The Individual Psychology of Alfred Adler "を書いたハインツ・アンスバッハー(もともとは高卒でフランクフルトからニューヨークにやって来た証券マン)の簡単な伝記とアドラー心理学への貢献を語ったのち、質問熱心な青年を「ハインツ君」呼ぶようにしました。

続いて「感覚タイプ」の演習を徹底的に行いました。

この部分の理論的な基盤は、アドラーの次の言葉によります。

「子どもはだいたい1つの感覚に偏っていて、視覚型の子どももいれば、聴覚型の子どももいる。または、体を動かすことが好きで、いつも動いている子ども(注:いわゆる触覚運動型)もいる。これら3つの異なるタイプの子どもから、同じ結果を期待するのは不可能だ」(『生きるために大切なこと』P.94)

生きるために大切なこと
Alfred Adler,桜田 直美
方丈社

このことについては、子どもの教育に関わる人たちが何人かいたので、子どもの記憶のパターンには個人差があるので、一律の教え方が良いかどうかはわからないことを伝えました。

積雪による交通機関の乱れが予想されるためにいつもより早い18:00に講座を終えたのですが、参加者の多くは「竹ちゃん好き」の再受講者2人に導かれて懇親の場に出かけたようです。


私はと言えば、インフルエンザをうつしてしまったカミさんのために食材を買って帰り、私の部分はタクロウの作った鍋をいただきました。

家事、デスクワーク、研修、そしてまた家事と、いつもより忙しい1日でした。

十分静養できていたし、いいよね。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(法人研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド 岩井俊憲です。

昨日(2月6日)のややふざけて書いた記事に対してフェイスブック上でたくさんのメッセージを賜り感謝申し上げます。

私自身、極力安静に務めているため、その後、今までパソコンを開いていなかったため、メルマガの原稿を書いた以外は、一部の例外を除いてお返事を差し上げることができていないことをお詫びします。

しかし、パソコンに向かう気力は気力は失せていても、読書欲はさかんでした。

今までだらだらと読んでいたカウンセリングと組織心理学の本の2冊を読み終えることができたほかに、直面する老いと、やがて到来する死を見据えて新書版の3冊の本を読むことができました。

『白秋期』(五木寛之、日本経済新聞出版社、780円+税)

『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』(小澤竹俊、アスコム、1,000円+税)

『わたしが死について語るなら』(山折哲雄、ポプラ新書、780円+税)

白秋期 地図のない明日への旅立ち
(日経プレミアシリーズ)
五木 寛之
日本経済新聞出版社
今日が人生最後の日だと思って生きなさい
小澤竹俊
アスコム
わたしが死について語るなら (ポプラ新書)
山折 哲雄
ポプラ社

これら3冊の中で私には、『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』(小澤竹俊、アスコム)が一番心に響きました。

あまり詳しい本の紹介にならない程度に触れておきますね。

著者の小澤竹俊氏は、執筆当時の2016年2月時点で20数年間、人生の最終段階に医療に携わり2,800人の患者さんの看取りに関わってきたホスピス医(めぐみ在宅クリニック院長)です。

人生最後の時は苦しみの時でもあるが、自分が生きてきた本当の意味を学べ、一人で抱え込んでいたものを手放し、誰か、あるは何かにゆだねる大切さに気づき、幸せとは何かを知る機会であることを伝えてくれる本です。

「デグニティセラピー」による9つの質問も紹介されています。

【本書の構成】(○は、27項のうちの一部)

第一章 明日の自分に宿題を残さず、今日を生きる
○「最後の日」を正しく迎えるために、一日一日をきちんと終えていく
○残された時間が少なくなると、「丸裸の自分」が見えてくる

第二章 人生最後の日に何をするか
○最後の一日は、「人生に納得する」ためにある
○あなたは一番大切なものを人にゆだねられるか
○老いて、病いを得ることで、人生は成熟していく
○誰かに看取られて、この世を去れるなら、それ以上の幸せはない
○大切な人へ手紙を書くと死が怖くなくなる

第三章 苦しみから、人は多くのことを学ぶ
○苦しみは決して「悪」ではない
○最後の日が近づくとあなたに「支え」が現れる
○相手を100%理解する必要はない

第四章 2800人を看取ってわかったこと
○使命感を持って進むとき、道はひらける
○人は後悔せずには生きられない
○肉体が死に向けて、きちんと準備を整えてくれる

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(法人研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド 岩井俊憲です。

インフルエンザのA型に罹患したため、5日間の安静を余儀なくされ、そのため3日ほどブログをお休みさせていただきました。

3日間連続でお休みしたのは、この10年間でも初めてのことでした。

3日間は、家の2階の8畳一間で生活し、トイレ以外は、ほとんど部屋を出ることがありませんでした。

このことをカミさんは「独房生活」と名付けました。

何だかゴーンさんの心境が理解でしたような気もしました。

カミさんは、部屋に食事以外にも本を、そして昨日(2月7日)は、パソコンを運んでくれて、やっとこさで昨日配信予定だったメルマガの巻頭言を間に合わせることができました。

私は、カミさんの貢献がとてもありがたく、私が家族だけで使っているLINEにこんなメッセージを書きました。

私:この度のあなたのご対応は、この人を伴侶にしてよかった、と感じられる場面の1つです。
本当にありがとう。
(涙をこらえながら)

    ・

 

    ・

<カミさんからは、こんなメッセージが返ってきました>

    ・

 

    ・

妻:大袈裟だね~。
でも伝えてくれてありがとう。
超真剣に看護婦さんごっこしてます(笑い)。

 

    ・

 <私は、こう返信しました>

    ・

 

    ・

 

私:今度はお医者さんごっこしよう。

 

    ・

 

    ・

 <すると>

    ・

    ・

 

妻:こら!

 

ただ、心配なのは、そのカミさんが熱を出し始めているのです。

私のインフルエンザが感染していなければいいのですが・・・・。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(法人研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド 岩井俊憲です。

昨日(2月3日)は、社会福祉法人 南風会 シャロームみなみかぜ で10:00~17:00にマリーナ・ブルフシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授、国際個人心理学会副会長)による アドラー心理学(困難を乗り越える心理学)のエッセンス を行っていました(通訳:埴原由美さん、ファシリテーター:梶野 真さん(日本アドラー心理学協会 代表理事)、翻訳:水野美津子さん(アドラーと仲間たちの会 主宰)。

この講座の2日目には、お忙しい中、戸田久実さん(ブログフェイスブックアドットコミュニケーション株式会社 代表取締役、一般社団法人 日本アンガ―マネジメント協会 理事)が受講者としてご参加でした。

 

私の新著『「勇気づけ」でやる気を引き出す! アドラー流リーダーの伝え方』(秀和システム、1,500円+税)を手にしてツーショット。

「勇気づけ」でやる気を引き出す!
アドラー流リーダーの伝え方
岩井 俊憲
秀和システム

この2日目は、講義、質疑応答、デモンストレーション、グループ討議が織り込まれ、満足度の高い内容になりました。

垂直面と水平面への運動、自殺をほのめかすクライアントに対する「スープに唾を吐く」対応、「人生の問題の多くは、自分の強みをやり過ぎること」、「劣等感の表れと程度/劣等感のタイプ」などの理論面の学びがありました。

技法面では、宮本 まさふみさん の早期回想を書き替えるワークに参加者一同感嘆の声を上げていたのが印象的でした。

私は、この計3日間でマリーナから学んだことを咀嚼しながら、指導に、カウンセリングに生かそうと強く動機づけられました。

東京の3日間にご参加の延べ92人の方々に心から感謝申し上げます。

また、マリーナ・ブルフシュタイン博士の通訳を担当された 埴原由美さん、ファシリテーターの 梶野 真さん(日本アドラー心理学協会 代表理事)、翻訳ばかりでなく、招へいに向けての折衝、マリーナのエスコート役、時に通訳ご担当の 水野美津子さん(アドラーと仲間たちの会 主宰)、会場をご提供くださった社会福祉法人 南風会 シャロームみなみかぜ 施設長の廣川美也子さんにお礼を申し上げたいと存じます。

本当にありがとうございました。


講座が終わってからは、神楽坂 イカセンター に場所を移して慰労会。

ヒューマン・ギルドの取締役研修部長の 永藤かおるさん の貢献も忘れてはなりません。
私を支えてこの講座の主催者にふさわしい尽力をしてくれました。

ところで、マリーナと伴侶のアリックは、刺身をとても好んでいました。

会話も弾みました。

マリーナのお孫さん(14歳)のミュージカルのステージ姿も見せてもらえました。

マリーナからは、こんなミネソタ土産もいただいておりました。

 

感謝に満ち満ちた3日間が閉幕しました。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(法人研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド 岩井俊憲です。

昨日(2月2日)は、社会福祉法人 南風会 シャロームみなみかぜ で10:00~17:00にマリーナ・ブルフシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授、国際個人心理学会副会長)による アドラー心理学(困難を乗り越える心理学)のエッセンス )、翻訳:水野美津子さん(アドラーと仲間たちの会 主宰)。

昨日の様子を写真を中心にパーティーまでお伝えします。

冒頭の梶野さんの発言と紹介に続いてマリーナ・ブルフシュタイン博士が登場。

54名の受講者の心を掴み、いきなり2本の縦線を書いて「運動の法則」に基づくデモンストレーションを行いました。

前日の講義中心とは違って、ワークがふんだんに採り入れられていました。

お弁当を一緒に食べる人たちが20数名。

午後は、グループの討議で盛り上がりました。

最後は、メタファーを使ったワーク。

 18:00からは、早稲田大学26号館15階にある「森の風」でパーティー。

26人が参加してくれました。

 最初にマリーナのスピーチ。

続いて、日本臨床・教育アドラー心理学研究会理事の深沢孝之さんにより乾杯のご発声。

マリーナは、19:00頃に退出の予定でしたが、19:45ごろまでいてくれました。

最後は、一般社団法人 日本支援助言士協会 代表理事の鶴田恵美子さんによる中締め。

集合写真を撮ることもできました。

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(法人研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド 岩井俊憲です。

昨日(2月1日)は、ヒューマン・ギルドで10:00~17:00にマリーナ・ブルフシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授、国際個人心理学会副会長)による アドラー心理学の歴史的流れ を行っていました(通訳:埴原由美さん、ファシリテーター:梶野 真さん(日本アドラー心理学協会 代表理事、2枚目と4枚目の写真ご提供)、翻訳:水野美津子さん(アドラーと仲間たちの会 主宰)。

参加者は満員御礼の35名。

遠くは、広島からのご参加者がいらっしゃいました。

アドラーの生育歴から、アドラーとフロイトの対比から始まり、その後のドライカースから現代に近づくアドラー心理学の発展を1日で学ぶことができる講座になりました。

スライドで新聞記事などのコピーを映し出してくれてのプレゼンテーションによって、私はアドラー自身についてより深く知ることができました。

・アドラーは、第二子として伝えられているが、第一子のジークムントとの間に生まれてすぐ死んだアルバートという兄がいたこと

・アドラーの妻のライサは、チューリッヒ大学で動物学を専攻した留学生で、まさに理想的な女性として結婚に至ったこと

・アドラーは、新聞社の取材を頻繁に受けていて、その中で1932年に「女性を大統領に!」という男女平等の最先端を行く発言をしていたこと

・同じく新聞社の取材で、「独裁者は、甘やかされて育った子」だと語っていたこと

・アドラーは、末娘のコルネリアの思春期の頃の行動に手を焼いていたことがあって、そのことが自分の教育理論に反映されたこと


その他にも、アドラーとフロイトとの違いを生育環境、性格、ものごとに対する全般的な姿勢で細かく知ることができました。

講座の最後に、「他の心理学を選ぶ可能性もあったにに、先生はなぜアドラー心理学を選んだのですか?」という質問に対して、「人生の困難な時期にアドラー心理学の哲学によって救われた」とし、アドラー心理学の奥深さに魅了され、旅に出ても家に還るような感覚を味わえることが、アドラー心理学の世界で居続ける同期になった、と答えたことが私の心を打ちました。

講座案内文の次のところが、マリーナが伝えたい重要なメッセージであることが腑に落ちた講座でした。

哲学としても、そして心理学の学派としても、アドラー心理学は、現実社会から隔絶された研究室の中で誕生したわけではありません。
アドラー心理学の概念は、20世紀初頭の歴史的に悲惨な変動の時代にあって、その苦難に満ちた状況に対するひとつの回答であり、また、世界の崩壊へとつながる状況への解決策を見出さなくてはならない、という危機感に対するひとつの回答でもありました。
アルフレッド・アドラーは、この天からの問いかけに対してどのように応えたのでしょうか?

アドラーは、世界情勢の最前線に人間の本質をあらしめ、人類の発達において人間の関係性が担う役割の重要性を強調しました。
彼の人生の哲学と心理学の理論は、卓越した知性の炸裂をはるかに超えるものであり、高潔な精神の探求に他なりませんでした。
そしてその探求は20世紀初頭の三十年にわたって続きました。
その後、彼の理論は、ルドルフ・ドライカースをはじめとする優れた思想家たちによって引き継がれ、深められました。
そして100年以上経った今でも、アドラーの理論は多くの国々・無数の状況のもとで試され続け、大勢の人々がその有益性の恩恵を受け続けています。



 
講座が終わってからは、夫さんのアリックも合流し、神楽坂の bon gut で会食を楽しみました。

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(法人研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド 岩井俊憲です。

1月は、そそくさと去っていき今日から2月です。

1月最後の昨日(1月31日)は、午後から新宿文化センターに出かけ、「大人のやさしい経済・金融入門講座」(主催:公益財団法人 新宿未来創造財団/NPO法人 金融と証券を学習する会)で

第1回 知っ特! セカンドライフ充実のための心をお金の方策
第2回 金融商品のいろいろとあなたに合った選び方

をそれぞれ1時間半、勉強してきました。

私は、人生100年時代に必要な3つの【ちょきん】は、「貯金」「貯筋」「貯近」だとして

2018年3月29日付けブログ ウェルカムエイジングの3つの[ちょきん]=貯金+貯筋+貯近

のブログを書いていますが、正直に告白すると、 3つの[ちょきん]のうちの「貯金」の経済・金融の知識が弱点でした。

あえて避けていたのかもしれません。

たった600円の受講料でしたが、前から2番目に座って、一度も居眠りをすることもなく、熱心にメモをしながら学んできました。

講師の2人は、それぞれ生命保険会社、東京証券取引所のOBのようでしたが、特に前者の先生は、とても引き付ける講義をしてくれました。

自分なりに咀嚼して、実践も加味して3つの[ちょきん]の体系化を図り、「七掛け人生」のより一層の充実を図るつもりです。

ウェルカム・エイジングのカテゴリー「人生100年時代を生きる知恵」についての記事をたくさん書いています。
お読みください。

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