見もの・読みもの日記

興味をひかれた図書、Webサイト、展覧会などを紹介。

中世の風景/鎌倉国宝館

2004-10-25 21:50:58 | 行ったもの(美術館・見仏)
○鎌倉国宝館 特別展『鎌倉考古風景』

http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/

 鎌倉国宝館としては、ちょっと珍しい展示企画ではないかと思う。

 この特別展は、鎌倉近郊で発掘された考古遺物(瓦、陶器、かわらけ、木簡、工具、木製の人形など)が中心ではあるが、数の上ではこれを凌駕するくらい、岩手県平泉や、伊豆韮山、千葉館山など、各地で発掘された中世の考古遺物を請来して、展示している。

 ポスターになっている「操り人形男カシラ」は、はじめ、どこにあるのか気がつかなかった。とても小さな作品である。もうひとつ、「山猫」のカシラもあって、宮沢賢治の童話にでも出てきそうな表情をしている。当時、どんなクグツ芝居が演じられていたのか、想像がふくらんで面白い。

コメント
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