年末も差し迫ったある日、国王ジュークから『紅薔薇様』こと“悪役顔”令嬢のディアナにミスト神殿までの旅に同行するよう命が下った。
形ばかりは後宮の筆頭株ではあるけれど、ディアナはあくまで側室の1人に過ぎず、王族の行事であるミスト礼拝に参加する立場にはない。
トラブルの予感の中、神殿へと向かう隊列を何者かが襲撃。それも国王ではなく、ディアナ個人を狙っているフシがあり…。
「誰にどれだけ心配かけても迷惑をかけても、黙ってみていたせいで大切なものが手のひらから零れ落ちるくらいなら、自ら前線に赴いてでもこの手で守るわ」
今回ディアナ嬢は何度も形を変え、同じ言葉を繰り返すわけですが、これは人間としては立派でも部下にとっては困ったこと。守るべき人がどんどん前に出て行くのですから、部下は守りにくいし、万が一にも怪我でもしたら責任問題ですし、なにより彼女は護衛している部下を信頼していないってことです。そういうことを分かっていて言ってるのかな。
話は面白いのですが、作者がちょっと主人公を好きすぎているきらいがあります。そんなに主人公が立派な人だと力説しなくても、もう読者はもう充分に分かっているから、もうちょい、いろいろ軽く流して良いと思います。あと、誰か叱れよ。
そういえば、帯にあるとおりいきなりの舞台化。ドラマCD化、コミック化、アニメ化とマルチメディア展開はいろいろありますが、舞台化というのはなかなかお目にかかれません。
【悪役令嬢後宮物語4】【涼風】【鈴ノ助】【アリアンローズ】【勘違い系ラブ!?コメディ】【降臨祭】【村祭り】
形ばかりは後宮の筆頭株ではあるけれど、ディアナはあくまで側室の1人に過ぎず、王族の行事であるミスト礼拝に参加する立場にはない。
トラブルの予感の中、神殿へと向かう隊列を何者かが襲撃。それも国王ではなく、ディアナ個人を狙っているフシがあり…。
「誰にどれだけ心配かけても迷惑をかけても、黙ってみていたせいで大切なものが手のひらから零れ落ちるくらいなら、自ら前線に赴いてでもこの手で守るわ」
今回ディアナ嬢は何度も形を変え、同じ言葉を繰り返すわけですが、これは人間としては立派でも部下にとっては困ったこと。守るべき人がどんどん前に出て行くのですから、部下は守りにくいし、万が一にも怪我でもしたら責任問題ですし、なにより彼女は護衛している部下を信頼していないってことです。そういうことを分かっていて言ってるのかな。
話は面白いのですが、作者がちょっと主人公を好きすぎているきらいがあります。そんなに主人公が立派な人だと力説しなくても、もう読者はもう充分に分かっているから、もうちょい、いろいろ軽く流して良いと思います。あと、誰か叱れよ。
そういえば、帯にあるとおりいきなりの舞台化。ドラマCD化、コミック化、アニメ化とマルチメディア展開はいろいろありますが、舞台化というのはなかなかお目にかかれません。
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