「自然は生と死よ。いかに足掻こうともな……」果心居士の言葉。
時空監視官サン・ジェルマンの命に従い、古代エジプトからルイ王朝のフランスまでありとあらゆる国と時代で戦い続けるのは、戦国殺人剣の達人にして片腕豪刀の愛州彦四郎……。
歴史を守って過去未来、正しい歴史の守り神。サンジェルマンの走狗、愛州彦四郎、只今参上！……って感じのパート２。完結編と言うには物足りないけれど、これにて幕。今回は収録数が減った分だけ、１編あたりの頁数が増えました。 とはいえ、最後の「慶長十八年の魔女」は彦四郎が登場しない、バテレンくの一とみせかけたイドの怪物話なので、実際は全６話。シリーズ全体のエピローグ的な話もなく、そのあたりはちょっと物足りない感あり。
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