
勇者として異世界に召喚されたユウヤ・シンドウは、常に最前線で戦い続け、この世界に召喚された100人ほどの勇者の中でもっとも魔族や魔物を多く倒した勇者として知られるようになった。
だが、ユウヤはふいに勇者を辞めてしまった。
街の片隅でメイドのカルティナと共に何でも屋を開き、食うや食わずの生活が早15年ほど続いていたのだが……。
勇者の仕事を他の勇者に任せてリタイアし、人外のパートナーを相棒にのらくら暮らしをしていた元勇者が、騎士見習いの女子学生を助けたことからなし崩しに現役復帰に駆り立てられる……という、前作『神殺しの英雄と七つの誓約』によく似た出だしですが、こちらの方がやや軽めかな。
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