「汚らわしいのは、必死に働いている人間を蔑む心を持った輩です！」ロベールが侯爵家の長男ではないことに気づいている者は少なくなかった。しかし、彼らは素行の悪い長男の身代わりをストライカー侯爵が送り込んだのだと想像していたので、内政での貢献、国境での戦闘と功績を挙げながら侯爵が動きを見せないことを訝しんでいた……。
大きな陰謀から小さな障害まで、巧みにすり抜けていくロベールの前に第２皇子が立ちはだかります。危機また危機の２巻ですが、どうやら書籍化はここでストップの模様。これだけ面白い話を売ることができなかったか!? ファミ通文庫！
連載分を探しにウェブに飛んだけれど、こちらも単行本何冊分かのところで足踏み。うきーっ！
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