300年前の大戦争によって空中都市のほとんどは地上にたたき落とされ、唯一残った空中都市ザレムの真下には、そこから投棄されるゴミを求めて世界中から生き残りの人々が集まり、街を作り出していた。サイバー医師のイドがスクラップの山の中から掘り出したのは、脳と心臓だけが無傷のサイボーグ少女だった。彼は少女に自分の娘のためにと用意していた義体を与え、アリータと名付けた。しかし、アリータからは一切の記憶が失われていた。ただ、ときおり咄嗟に驚異的な身体制御能力と格闘術を垣間見せるのだった。
イドはその格闘術を機甲術、パンツァークンストと見抜くのだが……。
ＳＦコミック「銃夢」が連載終了からほぼ四半世紀後にハリウッドで実写化。しかもジェームズ・キャメロン！ということで、公開早々に劇場へ。残念ながら初動の興行収入は、やはり初出から30年後にいきなりコミックが復刻されてヒットした「翔んで埼玉」に負けちゃったみたいですけど。
とにかく、原作をしっかり活かして映像化してました。こういう原作の設定やストーリーを大事にした実写化は嬉しいですよね。内容は、「いきなり思春期の娘ができてしまいました。ただでさえ扱いが難しい年頃なのに、脳筋で直情径行のバーサーカーなので困ります……」って感じでしょうか。
もちろん、ノヴァ教授も登場したけど、焼きプリンは出ませんでした。
【アリータ：バトル・エンジェル】【木城ゆきと】【ロバート・ロドリゲス】【ジェームズ・キャメロン】【ジョン・ランドー】【20世紀フォックス映画】【ローサ・サラザール】【クリストフ・ワルツ】【ジェニファー・コネリー】【キーアン・ジョンソン】【マハーシャラ・アリ】【エド・スクレイン】【ジャッキー・アール・ヘイリー】【浮遊都市】【銃夢（ガンム）】【戦いはこれからだ】【パンツァークンスト】【最終兵器な彼女】【犬を虐める奴は許せない】
