付け焼き刃の覚え書き

 本や映画についての感想とかゲームの覚え書きとかあれこれ。(無記名コメントはご遠慮ください)

「劇場版シティーハンター 史上最香のミッション」 監督:フィリップ・ラショー

2019-12-04 | ミステリー・推理小説
 11月末公開のフランス映画、観てきました。
 田舎のシネコンの平日夜のレイトショーだけに公開直後でもガラガラでしたが、映画は最高! 黒岩涙香の「幽霊塔」以来の感動……みたいな翻案映画。

 ボディガードや探偵を請け負う凄腕のスイーパー(始末屋)こと、「シティーハンター」ことサエバ・リョウのもとに、相棒のカオリが請け負ってきた仕事は香水の警護。「キューピッドの香水」という、その香水は香りをかいだ者を虜にする洗脳効果があるというのだ。
 半信半疑の2人だが、香水の効果を確認しようとしていたところを、「キューピッドの香水」が海坊主と呼ばれる傭兵によって奪われてしまう……。

 えっと、初っぱなからシティーハンターでした。
 冴羽獠はフランスではニッキー・ラーソンという役名らしいけど、吹き替え版の映像に映るネームプレートにはしっかり「RYO SAEBA」とありました。ちゃんと作り込んでます。原作に登場するお約束の要素は、カラスからハンマーまできっちりはめ込まれ、レギュラーキャラクターたちが活き活きと飛び回っています。映画オリジナルの脇役たちも良い感じの雰囲気を出して違和感なくはまっています。でも、パンチョの澄んだ目はちょっと怖かったかも。
 最後はいつものように。そう、最後の最後までシティーハンターでした。

【シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(吹替)】【ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント】【アルバトロス・フィルム】【フィリップ・ラショー】【エロディ・フォンタン】【山寺宏一】【沢城みゆき】【玄田哲章】【田中秀幸】【伊倉一恵】【神谷明】【浪川大輔】【多田野曜平】【土師孝也】【恒松あゆみ】【三上哲】【もっこり】【100tハンマー】【あひる】【モルモット】【「Get Wild」】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする