付け焼き刃の覚え書き

 本や映画についての感想とかゲームの覚え書きとかあれこれ。(無記名コメントはご遠慮ください)

「ザ・ホワイトハウス シーズン7(1)」 NBC

2020-09-29 | その他フィクション
「両党とも国を思っていますが、考え方が違うのです」
 政府を信じるか、個人の自由を信じるか。アーノルド・ヴィニック上院議員は民主党も共和党もリベラルも保守派も信頼できる政府を望んでいるのだと訴える。
 統治は選ぶことです。選ぶことは難しい。

 アメリカの大統領選がいよいよ佳境となると視たくなるのが「ザ・ホワイトハウス」のシーズン7。前広報部長が国家機密漏洩で罷免され、後任の広報部長が記者団の前に孤立無援で火だるまになりながらも、その間に大統領選は続き、民主党と共和党で互いの主張の足をすくい、非難し合う宣伝合戦が繰り広げられます。
 そして第7話の「公開討論会」では2人の大統領候補、民主党マット・サントス下院議員と共和党アーノルド・ヴィニック上院議員がテレビの公開生放送で討論会をおこなうことになります。当初は司会に質問され、回答の主張2分、反論1分、再反論があれば30秒……そんなゲーム的な、都合が悪くなったら選挙演説の繰り返しで逃げられる討論会でしたが、その初っぱなでヴィニック議員が盤面をひっくり返します。「ホンモノの討論しようぜ」と。
 教育改革、社会保険制度改革、エネルギー問題、航空会社の経営支援、環境問題、銃規制……2人の候補が丁々発止の論戦を繰り広げる45分です。

【ザ・ホワイトハウス SEVENTH SEASON 1】【アーロン・ソーキン】【NBC】【マーティン・シーン】【ロブ・ロウ】【アリソン・ジャニー】【ブラッドリー・ウィットフォード】【デュレ・ヒル】【リチャード・シフ】【ジャネル・モロニー】【ジョン・スペンサー】【国家機密漏洩】【中絶法】
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする