『風呂には入れない？ よろしい、ならば戦争だ。クリーク！ クリーク！ クリーク！』
魔帝ユキの妻となった勇者ネルは、もはや風呂のない生活には耐えられない身となっていた。
嫁たちとおっぱいや太ももの話をしながらイチャイチャしたり子供たちの元気さに振り回されたりしている魔王ユキだが、ダンジョンに引きこもって政治と無縁のままでもいられない。なんといっても、もはや魔帝であり、お飾りといえども一国を預かる身なのだ。
そんなユキに持ちかけられたのは、多種族合同イベントの企画。魔界王が指摘するのは、戦争が終わっても人間や魔族、ドワーフやエルフなどとの間に確執があり、放置しておけば種族間の対立が広まりかねない。そこで血なまぐさくならない範囲で、ガス抜きをさせてやらないといけないのだ。住民の期待と熱気が失われないうちに、政治から切り離したイベントで盛り上げ、宥和政策を推し進めようというのが魔界王の思惑だった……。
前半はダンジョンでの嫁たちとのキャッキャウフフ。後半はイベントの企画と準備、そして反対派への対応という14巻。
魔界王フィナルもついに結婚。奥さんもなかなかの食わせ物で、今後に期待できます。
【魔王になったので、ダンジョン造って人外娘とほのぼのする14】【流優】【だぶ竜】【カドカワＢＯＯＫＳ】【トラック転生】【自由に暮らしたい魔王黙示録】【小説家になろう】【幼女最強理論】【風呂過激派】
