
アルトリア攻囲戦を振り返ってのオルクセン総軍司令部の感想。
エルフィンドの王都への交通の要衝、アルトリア要塞での戦いが始まった。
攻め手のオルクセン第三軍を指揮するのはシュヴェーリン上級大将。一方、守るエルフィンド軍を指揮するのはダリエンド・マルリアン大将。容姿が若いうちに固定される白エルフの中でも珍しく12歳かそこらの少女にしか見えないマルリアンだが、120年前のロザリンド渓谷会戦の時にはオルクセン軍をさんざんに打ち破った猛将である……。
「エルフの森を焼くオーク」というネットミームから生まれ、しじつやなどのエピソードを換骨奪胎しながら再構成した異世界戦記。
エルフもオークも長命種は子供が少ないという特徴があり世代交代に時間がかかるので、戦死者が大量に出ると勝っても負けても戦後は人口減から回復できずに社会構成がぐちゃぐちゃになります。そこでオルクセンが選択したのが砲戦力の重視。兵隊同士がぶつかる前に、いかに敵の数を減らすかが鍵となります……ということで前半はほとんど互いの砲撃の応酬でした。
【オルクセン王国史4~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~】【樽見京一郎】【THORES柴本】【サーガフォレスト】【重厚にして胸アツ!空前絶後の異世界軍事ファンタジー】【小説家になろう】【河川輸送船】【塹壕戦】【長距離砲】
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