付け焼き刃の覚え書き

 本や映画についての感想とかゲームの覚え書きとかあれこれ。(無記名コメントはご遠慮ください)

「淡海乃海 水面が揺れる時 十七」 イスラーフィール

2025-02-15 | 戦国転生・歴史改変
「花は一雨毎に色を変える。いずれは皆青くなるだろう。それに比べれば人の心は頑なに過ぎるようだ」
 朽木による天下統一は目前だが、独立独歩の気風が強すぎる奥州の人間はそれを認められない。朽木に下りたい伊達輝宗には伊達家内をまとめることさえできない。

 ついに奥州討伐へ動き出した。しかし、朽木基綱にとって天下統一は終わりではなく、遠くイスパニアやポルトガル、明の動向まで視野に収めて日本の独立を維持するための戦いの始まりに過ぎない。
 その朽木の目が奥州に目が向いている隙を狙い、イエズス会が仕掛け長崎でキリシタンの軍勢が蜂起したのだが……。

 子供たちも次々に元服し、それぞれに役割を見つけて頑張り始める回。
 イスパニア海軍の支援まで受けた伴天連の蜂起が(朽木の予備兵力だけで)(行外で)吹っ飛んで終わるのがツボ。コンスコン艦隊の最後のようです。

【淡海乃海 水面が揺れる時 十七~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲】【関東総奉行】【マキャベリの弟子】【イスラーフィール】【碧風羽】【TOブックス】【本格大河ドラマ】【弱肉強食の世を描く戦国サバイバル小説】【小説家になろう】
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「おたくの原稿どうですか?... | トップ | 次の記事へ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

戦国転生・歴史改変」カテゴリの最新記事