LKR日記

日常の身辺に起きる四方山な出来事を書き連ねたブログを始めました。
興味のある方は、お立ち読みください。

VW1302S・・・のことなど

2012年05月24日 20時04分04秒 | 
 VW1302Sと書くと、興味の無い人には何かの記号か、と思われるかもしれません。

 昔々、私が高校生だった頃、父親が勤めていた会社の社用車がVW1302Sでした。
確か1971年製、1600cc、4速フロアシフト、右ハンドル、ソリッドカラーのクリーム色で、ディーラーはヤナセでした。
 今だから書けることだけど、初めて運転した車がこの車でした。

 その頃既に、大型自動二輪(今の時代と違って、その当時のバイクの免許制度は、50cc以下かそれ以外の2種類しかなかった)の免許を持っていたので、難なく運転はできましたが、ステアリングの切れ具合、サスペンションの堅さ、座席のすわり心地、国産車のフニャフニャとは似て非なるモノを高校生として感じました。
 父親は約10年乗り、最終のオドメーターは570,000㎞を越えていたのを記憶しています。

 その頃、ドイツ製のモノは頑丈なんだと、高校生であった私は肌で感じたものでした。
車載工具も、ハゼット社だと思うのですが、まさに「堅牢」な車載工具でした。

長じて、一時期ライカのM4というカメラを使っていたことがありますが、使用していて、「あっ、これはVW1302Sと同じ感触だ!」と感じたことがありました。

 たぶん、もう「モノつくり」の生産拠点は、ヨーロッパ諸国においても人件費の高騰から、東南アジアや、南米に移ってしまったのではないかと思います。
最新の技術で安い価格にはかないませんが、所詮人間の能力は大きな変化があるわけないのですから、技術にたよった運転をしてはいけないことをつくづく感じる今日この頃のLKRおじさんです。
コメント (2)
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