無線局免許のことなど・・・その２

　昨日に続いて、その２。
　さて大学に入ってはみたものの、早速アマチュア無線研究会なるものに仮入部方々見学に行きました。
　部室は５階建ての実験棟の最上階、３エレメントの八木アンテナがあり、さすが大学生は違うと思いました。
　しかしながら、上級生と会話をしたところ、「チョット求めていたものと違うな～！」と体で感じました。
　その頃はまだ関東・関西以外のエリアはいわゆるＪＡコールサインが残っており、特に０，５のエリアはまだアルファベットの中ぐらいだったように思います。関東地区はすでにＪＡはとうに無くなり、ＪRとかＪHになっていました、確かアルファベット１文字が１年で無くなるような時代でした、それだけ局免許が増加していたのでしょう。
　そんな、こんなでアマチュア無線とは、一時的に縁がなくなりました。
　アマチュア無線の冬眠時代です。
　さて、それからは、青年時代によくある失恋だとか、アルバイトとか、そうそう大きな交通事故にも会いました、片足を切断する可能性もあった事故でした。
　おかげで休学も長くする羽目になりました、ベットの上で半年近くも毎日空を眺めていると、これからの人生を考えることもありました。
　そんな時、「そうだ俺にはアマチュア無線があるではないか！」と思い立ち、早速書類を取り寄せて、申請書類作成に取り掛かりました。
　その頃はさすが、医師の診断書は不要になっていましたが、設計書だとか、３枚くらい作成した記憶があります。
　今の時代のように、電子申請ではなく紙でしたので、記入漏れがあり、関東電波管理局と何回かのやり取りの後に、「無線局免許状」が来ました。
それが「ＪＭ１ＬＫＲ」でした。
　英語の発音では、たいへん紛らわしい発音の連続ですが、モールスでは「・－－－　－－　　・－－－－　　・－・・　　－・－　　・－・」の判別しやすい符号でした。実際パイルアップの時には便利です。
その３へ続きます・・・・

ＴＮＸ　ＤＥ　ＪＭ１ＬＫＲ　ＣＵ　ＡＧＮ　７３