日々好日

さて今日のニュースは

福田首相の外遊作戦

2008-06-03 08:40:08 | Weblog
福田首相は、今日ローマで開催される食糧サミット出席を兼ねてヨーロッパ訪問中です。
先日横浜で開催された、アフリカ開発会議(TICAD)では、5年間でODA援助1000億円から2000億円に倍増する大盤振る舞いを約束して、アフリカと 緊密化をアッピールしました。
今回は来月7日開催される洞爺湖サミットに先立ち欧州首脳と協力要請をかねて、今世界で問題化して居る食糧問題を討議するFAOの食糧サミットに参加して
居ます。
食糧サミットでは、穀物以外のバイオ燃料開発や食糧輸出国の輸出規制見直し等を提案すると言う。
洞爺湖サミットでの主要討議内容は地球温暖化問題、特にCO2排出量削減問題
と食糧問題ではないかと言われて居ます。
史上最大の参加国15ケ国首脳が集まり討議するのだから、日本の役割も大切な
ものであります。
今日の食糧サミットが世界190ケ国参加で開催されますが、この穀物の高騰や食糧不足、を解決する妙薬を導き出して是非首脳8ケ国会議に繋いで欲しいものです。
福田首相はドイツのメルケル首相や英国ブラウン首相等、地球温暖化や食糧問題で個別に会談を持っている様です。
いまや福田首相の目は洞爺湖サミット成功に向けての一点に精力を傾けている様です。
洞爺湖サミットで一挙に内閣支持率向上を図り民意を引き寄せたい処でしょう。
国内的には、今のところ民主党と妥協を図り法案も次々と成立して居る様です。
私達が望む行政の縦割りの弊害の是正とお役人天国の存続問題は依然として解決して居ません。
全ての政治の悪の根源は、官僚管理の政治と断言しても過言ではないと思います。
外国との付き合いも大切ですが、官僚管理の政治の見直しこそ、民意が戻る事ではないかと思われますが、どうでしょう。