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国家公務員制度改革

2008-06-16 09:35:59 | Weblog
先月難産の末成立した、国家公務員制度改革基本法は、省庁幹部人事を新しく設置される内閣人事局で一元管理し、キャリア制度廃止等を実施する事になった。
その為の法整備や法案策定作業を行う実働部隊となる、国家公務員制度改革推進 本部が7月に設置されます。
今この推進本部の事務局人事をめぐり、渡辺行革相と官邸サイドと激しい攻防戦が
始まりました。
公務員改革基本法の骨抜きを恐れる、行革相は肝心の実働部隊が各省庁から派遣されたスタッフで構成されれば、法案策定で官僚有利の骨抜き法案になりかねないと
危機感を募らせています。
これに対し官邸サイドの政府関係者ほとんどが官僚の代弁者ですが、役所の現場を
知る官僚が基本で、民間人のシロトではダメと強く反撃して居る。
どちらにもそれぞれ利がある様です。改革ありきで、ムチャクチャな改革になっても困ります。国民が納得出来る改革を断行して欲しいものです。
國のまつり事は、優秀な官僚なくしては、やっていけません。
しかし官僚が今の様に好き勝手な事をして居ては國が滅びます。
現在日本の官庁は、省あって國なしと言われる様に、國のためでなく、自分の省庁
の権益を守る事が最優先事項になって居る様に見受けられます。
そのため縦割り行政で、自分の権益や縄張りを守るのに、キュウキュウとして国民の奉仕者と言う言葉はお役人にとっは、もはや死語となってしまったのではと思える節があります。
この際、公務員改革の波に乗って一挙に改革推進したいものです。
その為にも推進本部の事務局人事は国民の納得のいく方法でやって頂きたい。