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日々好日

さて今日のニュースは

参院福田首相問責決議

2008-06-12 12:01:13 | Weblog
実に馬鹿バカしい田舎芝居が今、日本の国会で上演中です。
オレは代表質問は苦手だから断ると言って首相問責決議を天下の宝刀とばかり突きつけた民主党小沢代表。
それが何だと法的拘束力がない問責決議を無視する福田首相。
すっかりサメタ気分で怒る気にもならない国民。
本当は後期高齢者医療制度問題も年金問題やガソリン税問題、道路財源問題、
国家公務員制度の問題、国民はもっと考え怒らなくてはならない筈です。
お隣の韓国は米国産牛肉輸入解禁問題であれだけ国民が怒り、政府閣僚総更迭を
勝ちとる程のエネルギーを出していると言うのに、日本は本当に情けないです。
政党も政党なら、国民も怒る事を忘れてしまった様です。
そもそもこの後期高齢者を国民健康保険の老人保険から切り離し、別の広域連合
を造り移す本当の狙いは、高齢者は経済的弱者ではないと言う考え方が基本です。
膨れあがる老人保険の医療費増大、11兆円が2025年には30兆円と予想
され、兎に角高齢者にも保険料を負担して貰い身体で実感して貰おうと言うのが
政府の本音でした。
ある意味では、やむを得ない選択であったかも知れません。
元に戻せば、折角の国民皆保険の崩壊は目に見えて来ます。
是を全て廃止して又元に戻せと言う民主党はそれに代わる妙案を持って居るかと言えばノウーである。
ただ後期高齢者医療は2年毎に見直すと言って居るが、有無も言わさず、強行実施
した事が問題です。
2006年この法案を強行採決した時から、この様な事態は予測されて居た筈です
それを政府隠し続けていきなり実施し、それも年金天引きと言う予測だにしない
方法でした。
どれだけ安くなるのか?高くなるのか全く無計画なズサンな方法で実施してしまいました。
走り出したものは仕方ない事です。国民皆保険はあくまで存続させて、後期高齢
者医療制度そのものに国民の英知を傾けるべきです。
私はこの様な事態に立ち至り、この辺で国民の信を問う総選挙を行うべきだと
思います。
確かに問責決議は痛くも痒くもない事かも知れません。
苟も国民が選んだ議員が出した問責決議です、衆院の内閣信任決議で充分対抗出来ると言う論法でしょうが、その衆院は小泉政権時代の謂わば昔の国民の声で選ばれた議員でしかない。
今解散すると自民党は敗北するから、と言う言い訳は段々通らなくなって来ました
聞くところによると、自民党は越年してからの解散を目論でいると言う。
本当に国民もなめられたものですね。