日々好日

さて今日のニュースは

議員宿舎問題

2008-06-23 10:36:04 | Weblog
世間の批判を浴びた新赤坂衆議院議員宿舎、完成してからもうどれ位経ったかな?
事業費334億円、地上28階、地下2階建て。82平方メートルの3LDK300戸ソファー等家具付きで家賃9万2千円の新赤坂衆院議員宿舎入居者300戸の内100戸は空部屋と云う。
新赤坂議員宿舎完成と同時に九段衆院議員宿舎の入居者101名に今年の6月まで新赤坂衆院議員宿舎に転居する様要請されました。
もう6月も終わろうとしているのに、絶対移転反対といって居座る自民党大物議員
が話題になっています。まさか九段宿舎家賃5万5千円が気に入ってナンダカンダと屁理屈こねて居るのでは無いだろうが、この議院宿舎も国民の尊い税金で賄われている事をよもやお忘れではないでしょうね?
都心の一等地に立つスーパー億ションと言われる新赤坂議員宿舎、空部屋にしていても貴重な税金が消えていきます。
民間だったら,1戸買い取れば2億5千万円はすると云われる億ションこのままムダ金を払い維持しながら、当然不要となる九段宿舎まで維持費を国民に背負わせるセンセイ達本当に國の事思っているのでしょうか?
衆議院が豪華議員宿舎を建てるならと負けずと参議院も清水谷宿舎に隣接した緑の
公園を潰して地上16階(高さ56m)3LDK(79平方m)の戸数80戸を建設
する様に申請しました。
所が建設予定地は東京都条例で景観を守る風致地区指定のため東京都からマッタが
かかり計画は頓挫しました。
条例では公共性がない限り原則として15メートル以上の建物はまかりならぬとなっています。それに都は緑化政策をとって居るのに、緑の公園を潰すとは 何たる
事と石原都知事は真っ向から反対した。
参議院は是に対し建物を14階建て(49m)に縮小80戸の内32戸は1LDK
(54平方m)の単身用とする。緑も62%残す妥協案を提示して何とか建設にこぎ着けたい意向です。
我々は参議院だ衆議院だと別々に宿舎を建てずもっと空き部屋を有効活用して経費のムダを省いて欲しいものです。
この緊迫した財政の中で44億円かけて参院議員宿舎を作らなければならない、理由
が今ひとつ国民には見えてきません。
石原都知事は嫌いだが、今回は徹底的に反対して欲しい。