日々好日

さて今日のニュースは

外資投資

2008-06-17 09:23:26 | Weblog
海外からの対日投資残高は国内総生産GDP比で3%です。
英国45%。米国14%。等主要国に比べると如何に外資投資が少ないか判ります。
これは未だ抜けきらない島国根性の成せる技か?米国ファンドのスティールパート
ナーズとアデランス社との買収防衛策発動や英国フアンドのザ・チルドレンイン ベスト社の電源開発の株買い増しに対する日本政府との攻防等國・企業共々に外資抑制に動いてしまう体質がこの様な事態になって居ます。
日本人は外資による、企業の身売りを極端に嫌うが、経済破綻が進む企業の一部では耐えきれず、次々と買収されて居ます。
例え経営者が変わっても、企業として世界に成長すれば、それは良しとすべき事です。今世界のGDPは1位の米国が12・4兆ドル。2位日本4・5兆ドル。独
2・7兆ドル。中2・2兆ドル英国2・1兆ドルとなっている。
それなのに対日投資は3%です。EUは37%。中国14%と各国外資を導入して
国内経済を活性化しています。
先日昨年末の家計金融資産額は1500兆円を切って1489兆円あまりと発表
されました。日本の経済を引っ張っている一つにこの家計金融資産と言われる個人等の預貯金株式等があります。
サブプルライム問題等で株価下落や評価額の目減りで資産額が減少しました。
また金融商品も株から定期預金へ327兆円となり株から金利が有利で少なくとも安全な社債へ9兆円と転換して居ると言う。
サブプライムローンによる国内銀行等の損失は現在1・7兆円と言う。
中でもみずほグループの損失は6450億円と言う巨額な金額で、今なお進行中で
今後被害はどれだけになるか判らないと言う。
比較的被害が少なかった日本でこの有様ですから、世界の金融界は押して知るべし
です。
この度渡辺行革相は世界の政府ファンドが日本の銀行に資金流入の対日投資に対し
日本政府は検討すべきだと海外で発表しました。
これは恐らく国内で相当の波紋を呼びそうです。
魅力のない日本株と言われるが、資産等の安定感と、将来性等で専門筋では人気
が有ると云われます。ただ問題は外資規制の方向が変わらないと、現状維持と
なります。
国民にとっては、外資導入して経済を活性化して行くのが、正しいのか?
それとも日本は日本として独自の道を歩むのが正しいのか?
答えは100年位経過しないと出て来ないでしょうか?