食糧危機が叫ばれ、日本の食糧自給率が取り沙汰される昨今、町村官房長官が
農水省等を通さず食糧不足の國があるのに、今減反しているのは勿体ないと発言し
た事で賛同、反対の声がわき上がりました。
是より前に東北農政局がコメの作り過ぎは勿体ないとポスターで減反を呼びかけて、農家から猛反発を喰いました。今回は佐賀県知事が減反政策はもう止めて欲しい。日本の食糧自給率アップに務めるべきだと早速賛同のコメントを出しました。
これに慌てたのが、農水省幹部や農水族と呼ばれる議員連中です。
減反を止めればコメの価格はどんどん下がり大変な事になると言うのが持論だ。そそもそもコメの減反政策とは何なんだと言う問から始まる。
日本は戦後食管法でコメ等は規制されていましたが、米作保護の名目で政府買い上げ米制度で、価格設定し一定価格を保障して農業の安定を図りました。
処が米余りや作り過ぎで、国の買い上げ金が増大化してしまいました。
そこで生まれたのが、米作農家の作付け面積の強制削減制度です。
これが所謂コメの減反政策と呼ばれるものです。
米作農家には、転作奨励金と言う補助金を出しコメ以外の農作物へ転作を奨励したり、是まで政府米にしか販売出来なかったコメを自主流通米制度を導入して、自由に販売出来る制度に変えました。これで政府米買い上げ代金の削減が達成出来ました。
この結果今農業は一体どうなってしまったか?
減反の8割補填や10アール当たり5000円の加算金。5万円の転作補助金を出され、嫌気をだした農家は次々と都会に出て行き、この30年間に高齢化や就農
不足で休耕田や荒れ果てた田畑が残りました。
そして日本の穀物自給率は10%を切る体たらくです。
幸いコメの自給率は80%と言われますが、これは国民のコメ離れによって辛くも
達成出来ているのが現実ではないでしょか?
休耕田や荒れ果てた田畑を元に戻すには、何年もかかると言われます。
思った様に簡単なものでは無いようです。
今政府は大規模農業の推進や異業種からの会社経営の農業へ政策変更の立場をとっています。
是からの弱小農家は益々居場所がなくなりつつあります。
次々と変わる猫の目農政と言われる日本の農業政策。
稲作経営安定対策、コメ需給安定政策の為のコメ減反政策は本当に正しかったのか
この見直しで何が変わるのでしょうか?
また大規模農業や会社経営農業の推進は今後も進んでいくのでしょうか?
私達の食に直接関係する大事な問題だと思います。
農水省等を通さず食糧不足の國があるのに、今減反しているのは勿体ないと発言し
た事で賛同、反対の声がわき上がりました。
是より前に東北農政局がコメの作り過ぎは勿体ないとポスターで減反を呼びかけて、農家から猛反発を喰いました。今回は佐賀県知事が減反政策はもう止めて欲しい。日本の食糧自給率アップに務めるべきだと早速賛同のコメントを出しました。
これに慌てたのが、農水省幹部や農水族と呼ばれる議員連中です。
減反を止めればコメの価格はどんどん下がり大変な事になると言うのが持論だ。そそもそもコメの減反政策とは何なんだと言う問から始まる。
日本は戦後食管法でコメ等は規制されていましたが、米作保護の名目で政府買い上げ米制度で、価格設定し一定価格を保障して農業の安定を図りました。
処が米余りや作り過ぎで、国の買い上げ金が増大化してしまいました。
そこで生まれたのが、米作農家の作付け面積の強制削減制度です。
これが所謂コメの減反政策と呼ばれるものです。
米作農家には、転作奨励金と言う補助金を出しコメ以外の農作物へ転作を奨励したり、是まで政府米にしか販売出来なかったコメを自主流通米制度を導入して、自由に販売出来る制度に変えました。これで政府米買い上げ代金の削減が達成出来ました。
この結果今農業は一体どうなってしまったか?
減反の8割補填や10アール当たり5000円の加算金。5万円の転作補助金を出され、嫌気をだした農家は次々と都会に出て行き、この30年間に高齢化や就農
不足で休耕田や荒れ果てた田畑が残りました。
そして日本の穀物自給率は10%を切る体たらくです。
幸いコメの自給率は80%と言われますが、これは国民のコメ離れによって辛くも
達成出来ているのが現実ではないでしょか?
休耕田や荒れ果てた田畑を元に戻すには、何年もかかると言われます。
思った様に簡単なものでは無いようです。
今政府は大規模農業の推進や異業種からの会社経営の農業へ政策変更の立場をとっています。
是からの弱小農家は益々居場所がなくなりつつあります。
次々と変わる猫の目農政と言われる日本の農業政策。
稲作経営安定対策、コメ需給安定政策の為のコメ減反政策は本当に正しかったのか
この見直しで何が変わるのでしょうか?
また大規模農業や会社経営農業の推進は今後も進んでいくのでしょうか?
私達の食に直接関係する大事な問題だと思います。