日々好日

さて今日のニュースは

テロ指定解除

2008-06-27 09:22:16 | Weblog
米国は北朝鮮が核放棄に向けた第二段階の核計画申告書を中国に提出すると言う事で北朝鮮へのテロ支援国家指定を45日後に解除する意向を表明した。
核計画申告書の中身はプラトニックの量等で肝心な情報は含まない完全なものでは
ない様ですが、解決を急ぐあまり米国の譲歩に次ぐ譲歩で完全に北朝鮮のやり放題
で幕が引かれそうです。
北朝鮮は宣伝のため米国の金で行う寧辺の核冷却塔爆破というイベントを用意しました。それが何の意味があるのか?大変疑問なイベントです。
金を出すから、一つだけでも爆破して呉れと米国が頼み込んでのイベントではとさえ思えます。北朝鮮はうまく行ったと笑いが止まらない事でしょう。
北朝鮮はテロ支援国解除されれば、物資の自由取引、経済援助も自由に出来、大変
有難い恩典となります。
また、したたかな北朝鮮は核申告書の提出や6ケ国協議再開に莫大な見返り支援を
要求して来る事が予想されます。
今や日本の拉致問題は北朝鮮や米国にとっては霞んでしまい、どうでも良い事に
なってしまいそうです。
北朝鮮は大国の米国とさえ繋がれれば、日本や韓国はどうでも良い事です。
米国は日本の顔を立て拉致問題に配意したが、もう限界に来ている。
残りすくなくなったブッシュ政権、拉致より非核化優先でライス米国務長官やヒル
次官補が動き福田首相も今後の日米関係や日朝協議への影響を考えテロ指定解除
容認を表明せざるを得ない立場に追い込まれました。
来月洞爺湖サミットあい前後して日本と韓国にこの事について説明すると言うが
日本はそもそも拉致問題解決を米国に期待したのが間違いだったのです。
今となっては、北朝鮮の拉致行方不明者の再調査と云う言い逃れで、見返り援助を
せしめられない様にするより他はない。
呉々も、泥棒に追銭の愚だけは避けてほしい。