日々好日

さて今日のニュースは

消費税値上げ決断の時期?

2008-06-18 10:54:33 | Weblog
福田首相とうとう、云っちゃいましたね。
洞爺湖サミットを前に主要国通信社首脳とのインタビューで社会保障費財源確保の
ため消費税引き上げに関し決断する時期に来たと、早期引き上げ不可避の見解を
示しました。
同時に衆院の解散総選挙は来年に先送りの意向を明言しました。
消費税値上げに関しては各国が20%前後課税して居るのに、我が日本は5%だ。
これが財源不足に繋がり財政赤字となって居る、高齢者社会を迎え今が決断の時期
だと云う見解発表でした。
ただ09年度税制改正で踏み切るかは世論の動向を見極めた上で判断すると云う。
早速これに対する与党内の反応は厳しいものがありそうです。
衆院解散総選挙前に消費税の値上げを言い出すのは何事だと云う議員達、経済成長を期待し、歳費削減努力やタバコ税の増税で対処し、安易な消費税の増税に反対の
立場を取る議員達、次期の リーダー争いまでからみ相当荒れそうな模様です。
政府与党は07年度を目途に消費税を含む税制抜本改革取り組む予定が、歳出抑制と経済成長優先の観点から08年度の引き上げ実施も見送って居る。
だが09年度から基礎年金の国庫負担率を2分の1に引き上げ等で社会保障費が益々増大し財源健全化のためにも、早期消費税増税は止む無しとの財政再建派の
意に沿うた発言の様です。
折しも来年度予算の基になる、骨太方針の素案骨子が作成されて居ます。
各省庁の要望に応えながら、増大する社会保障費を押さえ、国民の要望に応える
事の出来る妙案が作成出来るのか?
我々国民は出来るなら安易な消費税の増税に頼らず、独法や特別会計等のムダな
経費を削減して、財政の健全化を図って貰いたい。