日々好日

さて今日のニュースは

日本の、これから

2008-09-07 09:01:41 | Weblog
昨晩NHK総合で3時間にわたり日本の、これからと云う議題のもと、各層を代表する視聴者と伊吹財務相、小泉政権を支え不良債権処理等にあたった竹中前財務相
それに評論家や大學経済教授との間で激論が交わされました。
それに携帯を通して、TV視聴者も参戦し仲々見応えのある番組でした。
担当司会者がこれはバラエティー番組ではないと強調され相当苦心されて居ましたが、番組そのものが無理な企画であり、結果は見えて居るが、矢張り本音で語り 合う事の大事さは伝わって来ました。
誰だって、税金等払うものは少ない方が良い。そして最大なサービスを要求したい。
しかし、1億2千700万人全てに平等という事は不可能な事です。
今日本は國地方の公債や借入金残高所謂長期債務残高が07年度末で773兆円 です。(國の長期債務残高は550兆円程度です)
国民総生産高比で148・1%と言う先進国では最悪な状況です。
それに、この他に財政融資資金特別会計国債残高が143兆円程度あります。
國の借金が1000兆円(10京ドル)と言われる所以であります。
この将来に亘る財政再建と逼迫した今日の経済救済をどうするかと云う論議が
本音で闘わされました。
緊急避難のバラマキや赤字国債発行財政出動について。構造改革して経済成長を
促し経費節減埋蔵金活用等について。行き着く処は消費税値上げで財政立て直し
が急務だと云う説。消費税値上げの可否についての討論等々・・・
お互いに立場が違う者の討論ですから、結論は無理な話です。何処まで行っても
平行線のままです。
しかしただ一つ希望として見えたのは、政府は信用出来ないコールの中で我々も
どうかしなくてはいけないのではと言う声が出だした事です。
我々も頑張るが、我々の税金を預かって居る政府やお役人さん、政治家も有効に 運用してください。我々はただただ信用して預けるより他はないのですからと言う携帯からのメール全くその通りだと思いました。
最後に、選挙で投票しない人は政治に口出す資格が無い趣旨の発言があったが、全くその通りだと思います。
政治が悪い政治家が悪いと不平ばかり並べそのくせ選挙で尊い一票を投じない人は
政治を語る資格は無いとつくづく思いました。