日々好日

さて今日のニュースは

太田農水相嘯く

2008-09-12 22:04:23 | Weblog
事故米被害は益々広がり、農薬残留の汚染米が保育園の給食に、或いは擁護施設に
また大手酒類製造販売会社の大量の回収等止まる処を知らない様に拡散しています
これに対し世論は、汚染米と知りながら、転売転売とロンダリングして食用米に
変身させ暴利を貪った業者もさる事ながら、その余りにもズサンな農水省の管理 検査等に呆れかえって居ます。怒りさえ覚えます。
政府はミニマムアクセス米として滅却すれば、費用が嵩むし、またミニマムアクセス米として新たに補充しなければならないとか。
そのため工業用と云う事で転売に腐心すると言う。
現在事故米は9万トンが倉庫に保管されて居ると言う。
しかし太田農水相の発言はヒドイ!!
事故米は(中国の毒入りギョウザと異なり)直ちに人命に影響はないと自信を持って
云える。だからじたばた騒いで居ないと云いはなった事です。
この大臣は一体何を考えて居るのだろうか?
例のニャニャした笑い顔で、他人ことの様にコメントする態度は、本当に腹が立って来ます。
この前の消費者がやかましいから徹底すると言う発言。絶えず上から見下す様な
発言今回も改まっては居なかった様です。
この様な大臣に国民の食の安全を預けねばならないとは、全く怒り心頭に達します
一日も早く更迭して貰いたいものです。
本人も残りすくないのでとコメントして居ますが、適切な対応が出来ない大臣は
即退場願いたい。


派閥の崩壊?

2008-09-12 09:38:50 | Weblog
自民党の総裁選に対し、民主党は総裁選ゴッコと酷評して居ますが、その民主党も
挙党態勢の名のもとに、強引に対抗馬を押さえつけたり、どっちもどっちの感があります。
今回の自民党総裁選で早くも派閥の崩壊が始まったのではと云う噂が流れています
昔の堅固な派閥の面影はどの派閥にも余り無いようです。また議員も派閥の意向で
動く時代ではないと、自由気儘に動いて居るようです。
力が均衡した議員で構成される派閥が特にヒドイ様です。名誉会長に森氏を頂く
町村派は今回の総裁候補推薦で小池候補を推す中川氏と麻生候補の町村会長との
確執は派閥分裂の火種を造った様です。
また石破候補を出す津島派も麻生氏擁立で分派の恐れが有ると云う。
そもそも自民党の派閥は一党支配の55年体制維持のため必然的に生み出された
政策集団です。選挙、大臣選考、年末の餅代等全て派閥が丸抱えするかわり、所属議員は派閥の会長に忠誠を誓い、会長の手足となって派閥を支える。
派閥に依って少し異なるが、名誉会長。その派閥の領袖と云われる会長。代表。 会長代行。副会長。座長。事務総長。副幹事長。等細かく分担が別れて居ます。
派閥は吉田茂と鳩山一郎と云う二つの根っこがあります。
やがて吉田派は池田勇人と佐藤栄作に枝分かれします。
池田の宏池会は大平。鈴木。宮沢。となり今古賀派と麻生派がその流れです。
佐藤の周山会は田中。竹下。橋本。津島派となりました。
一方鳩山派は岸信介。河野一郎。三木武夫等に別れました。
岸派から福田。安倍。森。町村派と続き今一番大きな派閥です。
河野からは中曽根。渡辺と続き、伊吹派や山崎派が現在活動して居ます。
三木からは河本から高村派が現在活動して居ます。
派閥の流れはそんなに単純なものではないので、色々入り組んで居て相当複雑で
判りづらい流れになっています。
処が小泉政権時代から、会長を無視した内閣選出方法を採用した事で、一挙に派閥
解消が叫ばれ今ある派閥は、謂わば昔の残骸であるが、まだしぶとく息づいて居ます。それは政治は一人では出来ないと云う大前提が有る以上は衆を頼り、数は力 なりとなって、政治を動かす原動力になって居るからです。
良い意味でも悪い意味でも派閥は必要悪だと云う人も居ます。
今回の総裁選に係わる派閥のゴタゴタは権力闘争の様相をみせ、更なる派閥の
分離独立を呼ぶ様です。
仲々国民が願う派閥の崩壊は期待薄の様です。