日々好日

さて今日のニュースは

福田首相の存在感

2008-09-19 10:59:44 | Weblog
あれだけ大騒ぎした自民党の総裁選び、開けててみれば麻生候補の一人勝ちが決まってしまった感があり、民主党の代表選びと体して変わらない状況です。
国民はすっかり興ざめした様で、誰がなっても体したことはないとすっかり諦め
ムードが偽らざる気持ちです。
しかし福田首相が政権を投げ出してから、20日近く経過しようとしています。
その間日本の政治は全く停止した様な状態で、自民党総裁が決まるまでは、まだ
福田首相は権限が有る筈ですが、政権放り出しと同時に全て終わったと勘違いされ
たか、全く存在感ゼロで、時々人ごとみたいに指示を出されて居るが全く迫力なく
国民の目線で安心生活を約束した時の迫力は何処に行ってしまったのだろうか?
この二十日間世界は実に大きく変わりました。米国のサブプライムローンは止まる
処を知らず、リーマンブラザーズの破綻AIG米政府介入救済それでもまだ次は
何処だと疑心暗鬼でアメリカ発の世界恐慌ではとおののいています。
世界全般の株安、金融機関の資金不足は証券会社、保険会社、銀行と連鎖反応で
更に悪化を辿っています。
残った米国証券会社モルガンの合併検討や英国のHBOS買収しかりです。
それに対し我が国の対応はどうなのか?福田首相を欠いてもそれなりの対応は
取れていますが、矢張り迫力を欠きます。
世界の株安では日本が一番下げ幅が大きかったのではないか?
日本は今不動産関連のミニバブルがはじけ大変な時にこの様な事態が発生し、一体
どうなるのか心配です。
それにミニマムアクセス米の汚染米転売問題は止まる処を知らず更に拡大しています。すでに風評被害が続出して、自殺者まで出しました。
厚生年金の年金報酬月額改ざんの疑いは6万9000件と云う。どう落とし前を
つけるのだ!!と凄みたくなる様な腹立たしい事です。
肝心の原油高、物価高、景気低迷等々・・懸案事項が山積しています。
福田首相の存在感がない今誰が日本のカジをとっているのですか?
町村官房長官ですかね?早くリーダーを決めないと日本丸は沈没しかねません。