日々好日

さて今日のニュースは

世界的金融危機

2008-09-30 09:37:14 | Weblog
世界金融市場は、リーマンショツクに始まる信用伸縮によって、金融機関同士の 短期金融市場に資金調達不能の不安感を煽り、金融パニックのはしりさえ見え始めました。
日本では補正予算がどうの、自民民主対決がどうの、解散総選挙がどうのと、騒いでいるが、所詮コップの中の嵐で、世界は今金融大恐慌におののいて居ます。
米国では75兆円の不良債権買い取り所謂、公的資金の投入は上院は通過したが、下院で税金投入反対派に押し切られ否決されました。
株安やドル安が更に経済危機を煽りました。是が欧州金融界に飛び火し、オランダ
ベルギールクセンブルグのベネルックスが所有する銀行が資金調達不能になり、
欧州中央銀行(ECB)が介入事実上の国有化がきまり影響はドイツ英国スペインと次々に波及して居る。
1930年代に米国発の世界大恐慌は当時戦勝国としてのおごりがバブルを呼び
米政府のまずい政策が発端で、金融パニックが世界中に広がって行き、世界経済
大恐慌が起きました。
今回これによく似た状況で、世界大恐慌の再来が心配されます。
現在米連邦準備制度理事会(FRB)。欧州中央銀行(ECB)。日銀が金融機関の
資金調達不足解消のため大量のドルを短期金融市場に投入して防衛に走って居ます
しかし一度起きた信用伸縮を打ち消すのは容易な事ではなく、金融機関の資金繰り
の厳しさは仲々解消できない様です。
この金融パニックが鎮火出来ず世界大恐慌の再来になったら、底の浅い日本経済は
たちまち吹っ飛んでしまいます。
長い暗い貧困の時代の幕開けにならない様に、日本も小さい政界の争い事を一日も早く決着させ、一致団結してこれに備えて欲しいものです。