日々好日

さて今日のニュースは

麻生自民党総裁誕生

2008-09-22 20:14:26 | Weblog
大方の予想通り自民党第23代総裁に麻生太郎氏が選出されました。
各県に振り当てられた3票の総計141票のうち95%の134票を獲得し
国会議員票386票のうち217票を合計381票獲得し圧勝しました。
実に有効投票数67%を獲得しての文句なしの勝利です。
ただ気になるのが無効票2票で1票は小池候補を担ぎ出した中川元幹事長の名前が
有ったという。やはり裏に回ればドロドロの化け物が界間見えた様にも感じます。
早速細田副官房長官の格上げで党幹事長に、他の党役員はそのままの体制で組閣に入り、臨時国会に臨むとの事です。
麻生氏が、恐らく第92代内閣総理大臣に選出されると思われます。
今回の臨時国会で緊急経済対策の補正予算が通せるか、それとも解散総選挙が
優先されるか、出たとこ勝負で予測もつきません。
米国発の世界金融危機リーマンショックや拡大する事故米問題や年金標準報酬月額
改ざん問題、一番の懸案事項であるインド洋給油活動継続問題や消費者庁創設  問題山積しています。
どこまで、この難局を乗り越えられるか、麻生氏の力量が試されると思います。
問題は、家筋が良いぼんぼん育ちで、果たして本心から庶民の味方になれるか?
なんか無理して若者に迎合して居る様な感じがしてなりません。
日本経済を立て直し、景気回復なるか、土壇場に来ています。
しかし麻生氏には相変わらずの軽口と失言癖が気になります。
衆院選までの繋ぎの総理でなく、日本再建に力を出して欲しいものです。

小沢民主党代表所信表明

2008-09-22 14:18:04 | Weblog
自公民が推進してきた市場万能、弱肉強食の格差大国。強固な官僚組織に乗って居るだけの現政権に、政権交代を迫り日本を変えるラストチャンスと小沢民主党代表が所信表明をした。
その九つの仕組み成る程と感じるものばかりです。
年金医療介護の充実。子供手当で子育ての充実。ワーキングプアの撲滅酬われる
雇用。農林漁業及び中小企業再生。物流コスト引き下げ。特別会計廃止。地方分権実現。議員主導の政治を。地球環境保全と国際平和を、と全く国民全てが願う事ばかりです。
しかし言うは易く行うは難しで、財源の裏付けのないバラマキであって、実現
不可能な絵に書いた餅としか思えてなりません。
財源は一般会計の84兆円と特別会計368兆円の内重複を差し引いた178兆円と更に事実上の税金社会保険税を一体化すれば充分に22兆円は捻り出す事が出来ると云う論法であるが果たしてそれが現実の問題として可能か?疑問です。
國の特別会計はどうなっているのか、調べてみたら、大変複雑で判りづらい。
特別会計は、事業特別会計。資金特別会計。区分経理特別会計の3種類に分かれます。
事業特別会計は16種類が有りますが更に企業。保険事業。公共事業。行政的事業。融資事業の5つに区分されます。
企業は、農水省所管の国有林野特会です。
保険事業は、厚労省所管の船員保険、社会保険(国民年金、厚生年金、福祉年金、 児童手当特会等々・・)労働保険特会等・・・。
公共事業は道路整備、治水、港湾整備、空港整備、都市開発資金融通特会です。
行政的事業は、自動車損保、自動車検査登録、特許、登記特会等・・
資金特別会計は財政融資資金、外国為替資金、等々・・
区分経理特別会計は国債整理基金特会、エネルギー対策特会等々・・
非常に判りずらく、一体幾つ特別会計があるのか、大変判り難い様になっています
国民の目を誤魔化すためのカムフラージュとして一般会計とは別に、お役人が勝手に出来る予算をへそくりとして隠した金だと云えば判り安い。
20年度当初予算において特別会計の歳出額は368兆円という、一般会計の4倍と云う歪な関係です。
他の会計との重複を除いても178兆円一般会計の2倍あります。
民主党の小沢代表の表明通りいずれ、この特別会計は整理統合してスッキリ、シンプルにしなくてはならないと思います。
しかし今の官僚主導の霞が浦では実現不可能と思えてなりません。
特別会計や天下り人事廃止が先か?それとも国民主導の政治実現が先か?
まるで鶏が先か?卵が先か?の論法です