日々好日

さて今日のニュースは

リーマンブラザーズ破綻

2008-09-16 11:02:03 | Weblog
米国の第4位の大手証券会社リーマンブラザーズの破綻のニュースは世界を駆けめぐり大きな衝撃を与えました。
NY株式市場は1987年のブラックマンディーの508ドル安に匹敵する様な
504ドル安までに急落した。
欧州主要株式市場もアジア各株式市場も軒並みに急落で、世界恐慌に繋がるのではと恐れさえ抱かせたと言う。
日本も日本法人リーマンブラザーズ証券から長期的支払いに不足に陥る恐れがある
と言う報告があったため、金融庁は金融商品取引法に基づき、業務停止命令を発動
した。又資産が海外に流出する事態を防ぐため資産保全を命じたと言う。
そして日本の証券株式は、とうとう1万2千円を割る急落を記録しました。
日本は今自民党の総裁選真っ直中で政治の空白期間に入っています。
世界は今世界恐慌におののいて居ると云うのに、全く無責任極まりです。
リーマンブラザーズは不動産の証券化業務を行う老舗の大手証券会社で、米国の
低所得者向け住宅ローン所謂サブプライムローンの焦げ付き等で、痛手を蒙り、
とうとう連邦破産法適用で経営破綻となった。
この他にも米国最大貯蓄貸付組合S&LやS&P等が資金不足で投資不適格級に格下げされる等で資金調達は益々難しくなり米国経済に深刻な影を落としています。
サブプライムローンの実害はまるでガン細胞の様に組織を食い荒らして行く様で
止まる処を知りません。
ただこのリーマンブラザーズの破綻で経済の先行きを懸念した原油先物市場が
とうとう1バレル100ドルを割り95・71ドルに暴落したと言う。
一時1バレル148ドルもした高値が嘘の様な急落です。
米国で起きた証券会社の破綻はすぐさま私達の生活にも響いてきます。
兎に角日本は新しいリーダーを決めて世界の急変に対応出来る体勢を一刻も早く
構築して頂きたい。