日々好日

さて今日のニュースは

中国建国60年

2009-10-02 13:07:28 | Weblog
新興国として中国は日の出の勢いで世界を席巻し、今や米国さえ凌ぐ勢いです。
世界第一の13億人もの人口と広い国土を有し、世界のあらゆる富をかき集めて、
更に拡大を図ろうとしています。

つい先達てまで日本はアメリカに次ぐ、財力を有して居ると豪語していましたが、
GDPはやがて中国に抜かれ日本は第3位になります。
中国は世界の工場として、あらゆるものの製造を一手に引き受けて発展して来ました。
また世界中の油、礦石、地下資源等を持てる財力で買い漁り一人占めの状態です。
米国の債券等買い占めて今や中国は米国最大の債権者になりました。
又後進国の支援や建設等で友好国を広めその権勢はバカになりません。

そんな中国が昨日の国慶節に建国60年の祝賀祭典を北京の天安門広場で実施しました。
規模こそ建国50年の軍事パレードに及ばなかったとは言え、米国大陸に届く様な
大陸間弾道弾や戦車・戦略爆撃機、中国が開発したと言う戦闘飛行機群等軍事力の
近代化を見せつけるパレードだったらしい。
それに10万人規模の市民パレードや小中学生による8万人のマスゲーム。それぞれ
民族衣装を纏った56民族のパレード等で「融和」「団結」等をアッピールした

今中国は大きな問題を沢山抱えています。
国内的にはチベット自治領でのチベット族・ウイグル自治区のウイグル族との軋轢
中華民国を名乗る台湾問題等種族や政治形態の違いによる争いが、巨大な中国の力
で押さえ込まれては居るが何時又爆発してもおかしくない情況です。

また世界の常識を快く思わないのか、中国流で押し通す強引さ。
知的所有権の問題・偽物づくり、真似は彼等は問題にするのがオカシイと言う論法
です。
新作製品は全てを公開しないと中国では販売罷りならぬの横暴さ通る世界です。
兎に角したたかさな中国とどの様につき合って行くか世界の各国が模索して居ると
言えます。

公害垂れ流し、それでも中国の協力がないと地球温暖化防止排出ガス削減
はどうにもならない状況です。
改めて良い意味でも悪い意味で中国の偉大さを思い知らされます。

補正予算見直し?

2009-10-02 07:38:29 | Weblog
鳩山内閣は政権交代後、税金のムダ削減の初仕事として、麻生内閣の2009年の
15兆円の補正予算を見直し、火急な予算を除き目下凍結させ選別作業に入っていました。
今日は各省が洗い直した、執行停止検討項目の提出期限です。
政治主導が何処まで切り込めるかと言う試金石になり大変注目されます。
先日仙石行政刷新会議担当大臣が各省庁の大臣に「要求大臣でなく、査定大臣に
徹し鳩山内閣を支えて欲しい」とハッパを掛けました。
子育て手当や民主党が約束した公約や政策を執行するために7兆1千億円確保が
必要です。
このため凍結中の補正予算から3兆円を捻出しようと各省庁が作業に掛かりました。
なにせ役人の自分たちが作った予算には「ムダはない」と言う基本的体制を崩して
行かねばなりません。
それで現在判明している財源は大体2兆円位は捻出出来そうだとか、いや無理
だと言う声が相半ばして居ると言う。

最終的にはどの位捻出出来るか真価が問われそうです。

発表されている内容を見ると、厚労省が緊急人材育成就職支援基金3年分7千億円
から4千億円の2年分を捻出。
文科省が国立メディア芸術センター建設費等2000億円を。
農水省が農地集積加速化基金を凍結して3000億円を。
財務省が約1000億円。総務相800億円。経産省数百億円。警察庁259億円
外務省100億円です。

問題はダム事業等公共事業。道路整備・新幹線建設等大きな事業を抱えた国交省です。
新幹線は地方自治体の県議会との兼ね合いとか、色々の問題が関わり即執行停止は
難しと思われます。
前原国交相も箇々の問題の可否を決めかねて総額の発表を避けて居る様です。
今の処総額幾らになるか、予想がつきません。

それと防衛省も沖縄基地問題が絡み自治体と国防の狭間でこれも総額の発表は
なされていません。

また既に発表された内容についても、官僚側は納得していないので、是から鬩ぎ
合いが続くのではと思われます。

何れにしても今日の提出期限で大まかな額が出され今月中に査定されどれだけ執行
停止出来るか判明すると思われます。

それは国民が納得出来るものなのか、それとも体した事はないと失望の声に変わるか、
鳩山政権の初仕事の成果が問われそうです。

時間が無く、大変困難な作業だと思いますが是非国民の期待を裏切らない成果を
待ちたいと思います。