日々好日

さて今日のニュースは

政局はどうなる?

2010-01-15 16:25:09 | Weblog
国の大事な国家予算を審議する通常国会開幕を前に民主党の実力者小沢幹事長の
資金管理団体を巡る「土地購入不記載疑惑」は東京地検が動き、抜き差しなら
ない状況になった。

民主党議員は下手に動いて、小沢幹事長から睨まれたら今後の政治生命に関われるので、
皆押し黙ってしまいました。

肝心の鳩山首相も、偉大な指導者と持ち上げ、この疑惑は政権交代前に起きた事である、
国民はそれを承知で選んだのだから、国民の信認は得て居ると云うとんでも無い論理まで
持ち出して来ました。

これには驚くより呆れて口が塞がりません。

この様な事が日常頻繁に起きる自民党に嫌気がさして、国民は民主党を選んだのではないか
決して小沢さんや鳩山さんの疑惑を承認して選んだのではないと思います。

是は飽くまで疑惑だからドウドウと地検に出頭して捜査に協力するのが政治家としての勤め
ではないか?

それとも釈明できない何らかの理由があるのか?

もしそうなら潔く責任を取るべきではないか?

国民は速くこの件が決着して、予算審議や経済雇用対策に専念して頂きたいと願うものです。

処が野党に転落し見る影もなくなった自民党は好機到来とばかり、糾弾して民主党を追い
詰め様と云う算段らしい。

しかし国民はこれに対しては白けるばかりです。
今までの自民党と同じ事の繰り返しで、糾弾する自民党がツイ先までやって居た事です。

どっちもどっちです。

テーゲイにして欲しいと云いたい。

社民党内からも、かすかながら反発の声は挙がって居る様ですが、小沢体制は一揺るぎも
しません。

政局は今後どう動くのか?

普天間基地移転は?予算案年度内成立可能なのか?景気対策は?雇用対策は?

通常国会はいよいよ不安含みで来週から開催されます。


40人学級

2010-01-15 09:13:51 | Weblog
鈴木文科副大臣は現在公立小中学校1学級当たりの児童生徒数の上限を40人とした
学級編成標準を30人~35人位の少人数学級化を促す考えを示しました。

現在少子化で児童数が減少し、1クラス編成するのも大変な時代になって来ました。

我々の時代は生徒数が多く「すし詰め学級」で1クラス70~80人はザラの時代もありました。

児童数に対し学校や教職員の絶対数が不足し、教材も教育方針も好い加減な時代でしたが、
それにもめげず、どうにか今日の日本の礎をつくり上げて来たと言えるのではないか。

現在の教育は、教育理論ばかり先行し果たして児童のためになって居るのか疑問です。

大學入試のための教育優先、良い大學良い会社就職が絶対的もので学問はその手段として
しか考えられない風潮がありました。

日本の企業は終身雇用が常識で、一度雇用されると会社は社員の全て面倒を見る、社員は
全てを会社に捧げて来ました。

しかし企業のグローバル化・企業の競争原理導入や成果主義 導入で、日本の雇用状況が 
変化して来ました。

丁度その折も折、世界的経済危機が起きて、あわや世界大恐慌寸前までになりました。

こんな時代当然教育も変化していかねばなりません。

少子化高齢化時代を迎え日本の次代を背負う児童の教育はどうあらねばならないか?

頭でっかちで知識はあるが応用が利かない秀才型学者肌の社会人を量産するのが良いのか?

それとも働きバチを量産するのが良いのか?

日本の教育はこの両面でぶれて来ました。

学力点数を重視する個人教育方針からゆとりのある集団教育へ、そしてまた学力重視型へ。

東京都では教育カリキュラムの完全消化が出来ないと現在土日休みの学校を条件付けて
土曜日も授業を行う様に検討されて居ると言う。

これはやがて全国展開になるのではとの予想がなされて居ます。

本題に戻りますが、30人クラス編成のメリットやデメリットが多く有るやに思えます。

教職員の質の問題や定数の問題、教職員免許更新の問題、学校の格差の問題、学校
選択の是非の問題等々・・

教育界はまだまだ解決しなくてはならない問題が山積しています。