日々好日

さて今日のニュースは

通常国会始まる

2010-01-19 08:52:16 | Weblog
小沢幹事長の元秘書の政治資金規正法違反容疑で逮捕の中で開幕した第174回通常国会が
始まりました。

共同通信社の世論調査では内閣支持率は41・5%と言う前回から9・3%も急落したと云う。
あれだけ高かった支持率も逆に不支持率が上回ると云う結果が出ました。

また小沢幹事長続投には実に73%の人が反対若しくは疑問を抱いて居ると回答があった。

勿論数字だけが全てでなく、この調査もひとつのマスメディアの調査で絶対的なものとは
云えないが、ある程度民意を汲んだデーターと思われます。

その様な中で、政府は2010年度予算案の年度内成立をさせ衆院選で国民に確約した
選挙公約を果たし、政権担当能力を強くアッピールする戦術の様です。

まず「政治とカネ」で民主党政権を追求したい自民党議員の怒号の野次の中で菅財務相の
財政演説から始まりました。

政府はまず09年度第2次補正予算案審議しを月内成立を目指す。
これは前の内閣の補正予算の一部を凍結し経済対策の効果が半減して居る現状を早期に
修復する必要に迫られて居ます。

次ぎに民主党選挙公約の主要政策が盛られた10年度本予算案を審議し年度内に成立させ
来年度から民主党政権による政治を国民に浸透させ、参院選で優位な戦いで衆参両院完全
制覇を目指す算段の様です。

これに対し自民党始め野党は「政治とカネ」で党首討論を要求し、衆院予算委員会でこの
点で集中審議を要求して居る模様です。

自民党にとっては予算案の審議等、二の次三の次としか考えてないのではと思えてなりません。

小沢幹事長と検察庁特捜部との因縁の対決でワリを喰うのは国民です。
経済対策を待ちこがれて居る国民、切実な雇用対策を願望する若者や失業者はそっちのけ
で、党利党略の人質に予算案が利用される事はあってはならない事ですが、ただ立場を変
えただけの構図が再現されただけの話しか?

これでは先が思いやられます。

6月16日までの長い150日間の会期ですが、果たして国民の為の審議がなされるのか
心配になって来ました。

その間政府は60の法案審議を行い成立を目指すと言うが大丈夫なのか?

不安を抱えての通常国会は是から本格審議に入って行く様です。