日々好日

さて今日のニュースは

米国下院でオバマ大統領大敗

2010-11-04 09:53:58 | Weblog
米国大統領選挙から次の選挙の中間で行われる中間選挙でオバマ大統領の率いる
民主党が米国下院で共和党に大敗しました。

この中間選挙は大統領に対する国民の審判と言われ大変重要であります。

上院では辛くも米国民主党が優位を保つ事が出来たが、下院では歴史的大敗と
言われ50の州知事の現況も逆転され共和党側の知事が多く選出されました。

これが世界に、ひいては日本にどう影響して来るかが一番気になる事です。

ご存じオバマ政権はチエンジを合い言葉に初の黒人大統領として華々しく
登場して来ました。

前政権で貧困大国と言われる様にまでなった米国を救うにはチエンジしかないと
雇用関係では250万人のグリーンニュウデール政策を打ち上げ、民主党念願の
医療改革を約束しました。
又イラク戦場からの轍去アフガンでのテロ撲滅徹底等を掲げました。

処が一向に改善できない経済状況や雇用改善の遅れ、それにオバマ政権がとった
民間の経済活動規制の強化等で支持率は激減してしまった。

また医療改善でも国費で貧困層救済策は国民から受け入れられないで、改革法は
成立したが自分たちの税金が貧困層に使われる事に反発する機運が高まって居る。

オバマ政権の外交面や防衛面でも兎角批判が多くそう言った事が今回の中間選挙の
米国下院や知事選での大敗の原因になったと思われます。

日本と言えば米国でオバマ政権に代わったと同じく日本も民主党政権に交代し日米間
がギクシャクしだしました。

特に鳩山政権時代に米国と対等の交渉等持ちだし余計波風が立ちだした。

其れを狙った様に中国やロシアが急に日本に対し強腰外交に転じました。

米国の後ろ盾が希薄になった日本なぞ一ひねり出来ると言う意図がありありです。

是まで日本は米国共和党政権時代は蜜月期でお互いに補完しあってやって来たが
中国中心の考えがある米国民主党政権では日本は蚊帳の外に出されてしまいました。

ここに日米のギクシャクの原因が大きくあります。

もっとも中国が世界の大国になり政治や経済産業全てで中国抜きでは問題解決が
出来ない様になった事が一番大きな問題であります。

オバマ政権が下院で大敗したとは言え政権そのものが崩壊した訳ではないが今後
政権運営で日本の民主政権と同じ様に政権運営は難しくなって来るでしょう。

世界への米国の影響力低下は当然出て来ると思います。

と同時に日本へもそれなりの厳しい問題が出されると思います。

これから益々日本の外交手腕が問われる事になりそうです。